ようやく007最新作のキャストが発表された。
しかし、発表されたのはキャストのみで詳細は不明。
ただ、ダニエル・ボンドは、いよいよ見納めになるようだ。
情報源: The Official James Bond 007 Website | BOND 25 START OF PRODUCTION
ロジャー・ムーア卿が最多出演のまま
ひところは、ダニエル・クレイグが契約更改してロジャー・ムーア卿の出演本数を上回るというニュースもあったけど、どうやらその記録は打ち破られない様子。
ダニエル・ボンドは、5本で見納めになるようだ。
「カジノ・ロワイヤル」が公開されるまでは、全くイメージにそぐわないと思っていたのに、今ではもっともお気に入り。
残念だけれど、ノーラン・バットマンのように、僕にとってはシリーズ中の大きな一区切りになるんだろうね。
「アクション映画は楽だ。覚えるセリフは少ないし、危険なシーンは代役がいる」と普通の俳優が言ったら問題視される内容の発言も多くの人を笑いに包み込むことが出来るパーソナリティの持ち主である。
情報源: ロジャー・ムーア – Wikipedia
気になる二人のキャスト
おなじみのボンド一家は勢揃いでホッとする。
気になるのは、ブロフェルドの不在とフェリックス・ライターの再登場だ。
ブロフェルドは?
「ノー、残念ながら」と即答したクリストフ。「すごくさみしいけど、それが“伝統”だからね。新しい名前が…。演じたかったな」とのミステリアスな発言が注目を集めている。新しい名前とは何のことなのか。クリストフが言うように、これまでの『007』シリーズにブロフェルドが登場する際は、例外もあるがほぼ毎回違う俳優が演じてきた。そのため、クリストフの「新しい名前」という発言は、新しく演じる俳優の名前について言おうとしていたのではと考えられる。
「Slashfilm」はほかの可能性として、最新作にはブロフェルドが出ず、「新しい悪役」が登場するのではと予想。ブロフェルドが登場しないのなら、クリストフが出演しない理由にもなる。
また、同メディアはクリストフが「出演しない」とウソをついている可能性も示唆。クリストフには、『007 スペクター』の公開前に「ブロフェルドを演じるのは自分じゃない」と否定し続けウソをついた“前歴”があるからだ。正しいのはどの説か…?
情報源: 『007』ブロフェルド役のクリストフ・ヴァルツ、新作には「出演しない」 | cinemacafe.net
あの、「スペクター」の大団円のまま、おとなしくブロフェルドが収監されているというのだろうか?
あれでスペクターという組織が致命傷を負ったなんて、とうてい信じられない。
新たなキャストがブロフェルドを演じるのか、それとも噂されるドクター・ノオ、もしくは新たなヴィランが登場するのか。
ラングレーのフェリックス・ライター
CONFIRMED Felix Leiter returns! Jeffrey Wright (@jfreewright) is back as the CIA operative we last saw aiding 007 in QUANTUM OF SOLACE. #BOND25 pic.twitter.com/g4X7zZ02Ry
— James Bond (@007) April 25, 2019
久しぶりに登場するフェリックス・ライターだが、それがボンドにとって幸福なことかどうかはわからない。
ダニエル・ボンド以前のフェリックス・ライターは、ボンドをジミー!と気安く呼び、いざとなったら騎兵隊を引き連れてやってくる頼もしい味方だった。
しかし、このシリーズでは利益最優先で働く大企業の現場主任に過ぎない。
そう、本社はあのラングレーにある。
そもそも、スペクターに出資してたっておかしくないような組織なのだ。
「Bond 25」の物語は、現役を退きジャマイカで過ごしていたジェームズ・ボンドのもとを、CIAエージェントのフェリックス・ライターが訪れたことから展開される。誘拐された科学者を救い出してほしいと依頼されたボンドは、最新技術を操る正体不明の敵に接近していく。
情報源: 「007」新作のストーリー発表、ダニエル・クレイグやレア・セドゥがイベント参加(写真17枚) – 映画ナタリー
これが純粋な依頼なのか、何かの罠なのかの判別もできやしない。
わざわざ、リタイヤしたボンドを引っ張り出すほどのことなのかと。
女王陛下の007
どうしても、女王陛下の007を意識してしまう流れにいる。
これでボンド・シリーズが完結というのならアレだけど、なんらかの理由で、また007は日影の道に戻らざるを得ないだろうと。
マドレーヌ・スワンとHappily ever afterというわけにはいかないんだろうね…
ワルサーPPK/Sは続投するんだろうか
ずっと気になっているワルサーPPK/Sの引退はまだなんだろうか?
サーの称号を与えてもいいくらい長いこと頑張ってくれた名銃であることは間違いないが、さすがにもう古すぎる。
昔の名前でいつまでも名誉職に居座るのは、免許を返納しない老人よりもタチが悪い。
そもそも、それを使い続けるのは、ボンドのキャラクターに一致しないんじゃないだろうか。
「スカイフォール」で、数百万円もする、しかも父親の遺品である、アンドリュー・ボンドのイニシャル入りのショットガンを打ち捨てて、さっさと敵のM4を拾い上げるような男なのだ。
SIG P365
なにか良さげな新しい小型拳銃は出ていないものかとググってみたら、これに行き着いた。
Introducing the game changing P365. Micro-compact everyday carry size with unprecedented 10+1 full-size capacity. The P365 is striker-fired, with the clean crisp trigger pull you expect from a SIG. Lightweight and easy to conceal, the P365 is chambered in 9mm and is rated for +P ammunition. Included standard are XRAY3 Day/Night sights, a 10-round flush fit magazine, and a 10-round extended magazine. An optional 12-round extended magazine allows you to bring the total capacity to 13 rounds. The new P365. Bring More. Everyday.
情報源: P365 Nitron Micro-Compact
なにかと話題の9x19mmパラベラム弾を使用し、10+1発もマガジンに抱え込みながら、文字通り365日携帯できるコンパクトさを持っている。
これなら、ファイヤパワー、携帯性、ともに申し分ないんじゃないだろうか。
あのQの合理性なら、こっちを選ぶはずだろうけどね。
それとも、拳銃ひとつじゃ、どうせ大したことはできないだろうと予算を削ってるんじゃあるまいね。