映画のタイアップ商品としては、いささか、いやかなり高額な部類に入るオメガとアストンマーティン。
007/ノー・タイム・トゥ・ダイで、ジェームズ・ボンドと彼らの友情が反映された動画が公開されている。
OMEGA
「私は、海軍所属のダイバーであり、世界に名だたる控えめな紳士である海軍中佐のボンドが、ブルーダイアルのシーマスターを着用すると確信していました。」
情報源: オメガとジェームズ・ボンド:美しい友情 | OMEGA JP®
住宅ローンと2匹の猫を抱える我らがQuartermasterは、ペン型爆弾なんてとスパイグッズを鼻で笑っていた。
しかし、前作スペクターでジェームズ・ボンドの最大のピンチを救ったのは、Qがこしらえた腕時計型爆弾。
大音量アラーム付きなんて控えめな説明以上の仕掛けは、若きQuartermasterが007に与えたものの中では、もっとも有用なものだった。
“Tempus fugit.” On this day in 2015, director Sam Mendes and crew filmed Bond’s watch exploding in Blofeld’s lair from SPECTRE. pic.twitter.com/5PuppliPxw
— James Bond (@007) May 6, 2020
今回もナニカの仕掛けがあるようだ。
それは、どんな場面で、どんな風に披露されるのか。
多くの人の命を救ったApple Watchよりも、ジェームズ・ボンドがオメガを選ぶのは、ただただ切実な理由によるものなのだ。
Aston Martin
次のボンドカーは?
どんな仕掛け?
なんて、ひところは新作ごとに話題になっていた。
それは、ジェームズ・ボンドとともに長い年月、長い時間スクリーンに映し出された存在だからだ。
個人的には、慰めの報酬の「仕掛け」のないアストンマーティン DBSの、ただただ硬質なカーチェイスのシーンがお気に入りだ。
なにしろスタントドライバーをつとめるのは、あのザ・スティグの2代目であるベン・コリンズなのだから…
その昔、サーの称号を持つものにしかクルマを売らず、007映画とのタイアップを持ちかけられた時は、それを跳ね除け、ただ定価で売りつけようとしたアストンマーティン。
彼らが方針を撤回してくれたのは、世界にとって賢明な選択だった。
もちろん彼ら自身にとっても…
アストンマーティン V8 バンテージ
今回、アストンマーティン V8 バンテージがボンドカーとして、久しぶりに登場する。
一周回ってかっこよく見えるようになったそれは、何かの仕掛けをもっているのだろうか?
007 star Daniel Craig, director Cary Fukunaga and the Bond 25 crew were out and about in the sunshine today shooting across a number of central London locations, including Whitehall, where Daniel filmed a scene with a classic Aston Martin V8, first seen in a Bond film in 1987’s THE LIVING DAYLIGHTS.
情報源: The Official James Bond 007 Website | DANIEL CRAIG FILMS WITH THE ASTON MARTIN V8 TODAY
いずれにせよダブルオー・エージェントほどのバジェットが使えない僕の楽しみは、ハードカバーをめくってニンマリする程度に限られてしまうけれど…