フットボールの正しい技術を啓蒙するために、毎週、最高のお手本のプレイを披露した選手を表彰するNFL WAY TO PLAY。
2022シーズンCHAMPIONSHIP ROUNDの受賞者となったのは、カンザスシティ・チーフス DT クリス・ジョーンズ。
対象となったのは、シンシナティ・ベンガルズの息の根を止めたサックだ。
CHAMPIONSHIP ROUND – CHRIS JONES
Chiefs DT Chris Jones wins the award this week.
情報源: NFL Way to Play | NFL Football Operations
この日、ポストシーズンでの初めてのサックを記録すると、1Qだけでも3サック、合計5サックをあげたチーフス守備の原動力となった。
そしてゲームの最後を締め括ったのも彼のサック。
ポイントは、最近何かと話題になっているヒップドロップタックルなどと異なり、ボールデッドの後、余分に体を預けることはしていないことだ。
スーパーボウルでもDLがキー
プレッシャーをかけることができた場面では、チーフスのパス守備はNFLトップクラス。
しかも、プレッシャーがかかるとフィラデルフィア・イーグルスのジェイレン・ハーツは、並のパス成績しか残せていない。
となれば、がんがんプレッシャーをかければいいのだが、問題はチーフスのラン守備。
インサイドのランとQBスクランブルに強みを発揮するイーグルスに対して、チーフス守備は、そのどちらも振るわない。
ランでずるずるドライブされれば、パスは投げるまでもないだろう。
Championship Gameでは、ほぼブリッツを封印して、辛抱強くカバー2で戦ったDC スティーブ・スパグニューロは、どんなディフェンスで迎え撃つのだろうか。
いずれにせよ、ディフェンス最前列の中央に構えるクリス・ジョーンズには、たくさんの仕事が待ち受けているはずだ…
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