フットボールの正しい技術を啓蒙するために、毎週、最高のお手本のプレイを披露した選手を表彰するNFL WAY TO PLAY。
2023シーズン第10週の受賞者となったのは、グリーンベイ・パッカーズ CB キーショーン・ニクソン 。
対象となったのはスクリーンへの見事なタックル。
WEEK 10 – KEISEAN NIXON
ショートゾーンのカバーからスクリーンに反応すると、ブロッカーに触らせることなく、見事なソロタックル。
ヒットするだけではなく、確実にパックすると、低い姿勢から捲り上げるようなタックル。
これは放ったエネルギーが全て昇華された結果としてのフォロースルーなんだろうか。
KRYOE No. 1リターナー
キーショーン・ニクソンは、現在リターナーとしてNFLのトップ。
2022年シーズンもリターナーとしてトップのヤードを稼ぎ、オールプロにも選出された。
もちろん、リターンの回数が多ければヤードは増える。
しかし、彼が素晴らしいのは、予測値を大幅に上回る結果を出していることだ。
Keisean Nixon gained a league-high +214 kick return yards over expected in 2022.
— Next Gen Stats (@NextGenStats) March 13, 2023
Nixon took over as the Packers primary return specialist in Week 8. He gained 977 kick return yards in Weeks 8-18, 262 more than any other player.#GoPackGo https://t.co/JSYYmbbh3g pic.twitter.com/Xt49FaK4sP
昨シーズン、彼はAWSの機械学習が弾き出した予測値を大幅に上回るヤードを稼ぎ出した。
フットボールは攻撃と守備だけではない。
キッキングゲームこそが大きな違いを生むはずだ。
NFC北地区の盟主が移り変わろうとしている今、タイトルタウンという異名が、錆びれたブリキの看板同然になってしまうのか。
シーズン後半の彼らの闘いぶりに注目しようじゃないか…