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NFL 2023 第11週のNFL WAY TO PLAYはレイブンズ LB ロークワン・スミス

フットボールの正しい技術を啓蒙するために、毎週、最高のお手本のプレイを披露した選手を表彰するNFL WAY TO PLAY
2023シーズン第11週の受賞者となったのは、ボルチモア・レイブンズ LB ロークワン・スミス 。
対象となったのはブリッツからの強烈なヒット。

WEEK 11 – ROQUON SMITH

ブリッツからブロックに来たRBを、アオテンというよりライブに崩れるように倒した強烈なヒット。
ショルダーパッドで、相手のヘルメットではなく、これまたショルダーパッドに見舞ったクリーンさだ。
って、ちょっと待って倒されたRBはシンシナティ・ベンガルズのジョー・ミクソンじゃないか。
インサイドをゴリゴリ走る、人に強いジョー・ミクソンは185cmと身長は、ほぼ同じ。
107kgのロークワン・スミス のほうが、100kgのジョー・ミクソンより重量があるとはいえ、ここまで完勝できるサイズ差じゃない。
ブロックを弾き飛ばしたロークワン・スミスは、そのまんま延長線上にQBめがけてラッシュをかけていく。
スピードを乗せて的確にヒットするということには、サイズ以外にもスキルやテクニックが必要ということなのだろう。

NFL2位の守備

現在、レイブンズの守備はリーグの2位。
そしてサックス数は、堂々の1位。
ロークワン・スミス自身もタックル数で、リーグの2位につけている。
そしてリーグトップのラン攻撃もある。
となれば、悪天候がついて回るこれからの季節を、しぶとく勝ち上がっていけそうだ。

TE マーク・アンドリュース

TEウォッチャーの皆様におかれましては残念なことに、マーク・アンドリュースがシーズンエンドとなるケガを負ってしまった。

しかし、レイブンズには2年目のアイザイア・ライクリーがいる。

プレシーズンから注目されていたレイブンズのルーキーTE アイザイア・ライクリー。 第8週のバッカニアーズとの対戦で大活躍した彼は、NFLでのキャリア初のTDまで記録。 期待のルーキーに1週間遅れのタイトエンドの日がやって来たようだ。 その師匠であるマーク・アンドリュースは、9歳の頃から1型糖尿病と付き合い続けている。

情報源: NFL 2022 レイブンズ TE アイザイア・ライクリー の#TD1とマーク・アンドリュースの#T1D | ALOG

マーク・アンドリュースも認めるアイザイア・ライクリーの能力があれば、レイブンズの攻撃力が低下することはないだろう。

12週終了時点で、レイブンズは9勝3敗。
毎度ながら混沌のAFC北地区で一歩リードすることができるだろうか。
いや、ジョー・バロウがシーズンエンドとなったシンシナティ・ベンガルズは置いといても、しぶといピッツバーグ・スティーラーズと、何だか不気味なクリーブランド・ブラウンズが、まだ残ってる。
やっぱり最終週までわからないか…

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