みなさん大絶賛のユニボール ゼント 。
どんなもんなんだろうと思って試してみることにした。
本当に試してみたいシグニチャーモデルは、ネット上では値段を釣り上げられたものしかストックが見つからないので、とりあえず替芯だけを入手した。
ユニボール ゼント
「かく」ひと時を心地よく。
ユニボール ワンにはお世話になっていて、黒がくっきり決まって安定して心地いい書き味には信頼を置いている。
そこに来て、開発に6年もかけたという水性由来のユニボール ゼントがリリースされたのだ。
ユニボール ワンに明らかな弱点を感じていなかった僕は、どうしてなのか理解できなかった。
だが、開発思想において、両者は全く異なるアプローチをしているんですよとGeminiが教えてくれた。
「結果」のワンと「プロセス」のゼントという役割の違い
開発思想において、両者は対極のアプローチをとっています。
- ユニボール ワン(結果の最大化): 立命館大学との共同研究による認知心理学的な知見に基づき、**「書いた文字をいかに記憶に残すか」**という結果(視認性と認知効果)に特化して開発されました。そのため、極限まで濃いインクと、紙を捉えるソリッドな書き味が特徴です。
- ユニボール ゼント(過程の心地よさ): 機能性から入る従来の開発とは異なり、ユーザーの**「情緒的価値」を起点にしています。ユーザーインタビューを通じて、寝る前などに自分と向き合い手帳を書く時間を「自分へのご褒美(デザートのような時間)」として大切にしている人が多いことに着目し、その時間を豊かにする「書くプロセスそのものの没入感」**を追求しました。
正直なところ、僕の感覚では、両者の書き心地に明らかな違いがあるとは感じられなかった。
強いて言えば、顔料を使用しているユニボール ワンの方が、やや「ぬりっ」とした感覚が感じられ、黒は明らかに濃い感じがする。
ただ、これは、ブランクになっていたユニボール ワン Fの軸に装着した結果であり、幻のシグニチャーモデルで書いてみれば、その一体感で違いが鮮明になっていたのかもしれない。
しかし、手に入らないんじゃ、どうしようもない。
それならば、自前で良いガワを準備しようかと思ったりもする。
Deff REFILL PEN JACKET Magnalock Design Collection


国内外700種類以上の市販リフィル(替芯)が無改造で使える革新的なペンジャケット第3弾。新たに経年変化を楽しめるフラグシップ「真鍮(ブラス)」モデルが追加。独自構造でペン先がブレず、安定した書き心地を実現。Makuakeで1000万円超えの話題作。
REFILL PEN JACKET リフィルペンジャケット 第3弾|700種対応 真鍮・アルミ製 | Deff
ただ、そこまでユニボール ゼントのインクに惚れ込んでいるのかと問われれば、そこまででもないんだよね。
ユニボール ワンの安定性に僕は満足している。
強いて言えば、クッキリとした濃度を誇る黒により、手帳やノートにびっしり書き込んだときに、その黒い塊に威圧されることがある。
まあ、そんなふうに感じるのも、しょっちゅうではないんだけど…
サクラクラフトラボ 005をあきらめたくない
そこまでのクッキリの黒を求めない、気に入っているガワのデザインを使いたいということであれば、僕は、サクラクラフトラボ 005を使っていくかなぁ…
正確に言えば、あきらめたくないと表現するべきか…


測量野帳と野帳と2本目のサクラクラフトラボ005 – ALOG
アイコニックなサクラのデザインは、唯一無二だ。
書き味だって、ユニボール ゼントに劣ることはない。
ただし、いいときは、だ。
どうにもリフィルの安定性を欠く場合がある。
今だって、ハズレのリフィルを2つ連続で引かされた罰として、しばらく塩漬けにされていた。
今回、ユニボール ゼントを試すにあたって塩漬けから解放され、新しいリフィルを装着してもらえたのだ。
ハズレではなかったリフィルのおかげで、いいときのサクラクラフトラボ 005に再会できた。
ユニボール ワンほどの威圧するような濃さでもなく、気持ちよく書いていけるんなら、僕は、このサクラのアイコンを形取って、サラサラとした陶器のような手触りのあるグッドデザインの軸で書いてきたいと思ってるんだろうね。
サクラは、いつか散ると知ってはいても…
