ロサンゼルス・ラムズ:5年前より周到な「ALL IN」

ロサンゼルス・ラムズが、トレードでマイルズ・ギャレットを獲得した。
その衝撃のニュースに、僕は5年前のことを思い出していた。
その年、ALL INの賭けに勝ったラムズは、見事スーパーボウルを制覇した。

共通する符号は、それだけではない。

NFLサック記録保持者 マイルズ・ギャレット

マイルズ・ギャレットは、昨シーズン、NFLのシーズンサック記録を更新したばかり。
どんなチームも欲しがる、すぐに結果を生み出す強力なパスラッシャーを手に入れるための見返りには、DEジャレッド・ヴァースに加えて3つのドラフト指名権(2027年1巡目、2028年2巡目、2029年3巡目)が必要になった。

トレード拒否条項を契約に盛り込んでいるマイルズ・ギャレットが承諾したことにより、この縁談は無事に成立することになった。

これで、ラムズには、昨シーズンのスタッツリーダーたちが居並ぶことになった。

さらに、昨シーズンの最優秀守備選手とMVPに輝いたQB マシュー・スタッフォードが同じサイドラインに立つことになる。

2021年のALL IN

そのマシュー・スタッフォードも2021年に衝撃のトレードでデトロイト・ライオンズからやってきた。

今年のラムズのキーワードは、なんと言ってもALL INだろう。 本拠地開催のスーパーボウルをなんとしてもモノにしようとする執念は、衝撃のトレードから始まった。

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この年には、デンバー・ブロンコスからスーパーボウルMVPにも輝いたボン・ミラーも獲得するという衝撃もあった。

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まさに来年以降のドラフトなんか知ったこっちゃねえ!という徹底した今年へのフルベット。
そこまでラムズがALL INに振り切ったのは、スーパーボウルが自分たちの本拠地で開催されるからだ。

SoFiスタジアム

5年前、完成してから2年目を迎えたばかりのスタジアムでスーパーボウルが開催された。
ここを本拠地とするラムズは、そのシーズンにフルベットした。

今年、FIFAワールドカップ中はロサンゼルス・スタジアムとして、その開催の一端を担っていた。
そして、その重要なイベントが終わった後には、今シーズンのスーパーボウルが開催される。
そう、またもラムズは、本拠地開催でのチャンピオンを狙っているのだ。

ユニフォームのアップデート

5年前、ラムズは新しいオルタネート・ユニフォームのアップデートを実施した。

そして今季は、ユニフォーム自体をアップデートしている。

グラデーションだった部分はなくなり、クリーンなデザインになっている。
ボーンカラーもなくなり、シンプルなホワイトが採用された。

もしシーズンの結果が要素と公式で割り出せるのなら、ここまで5年と同じ要素がそろえば、結果も同じものになるはずだ。
だが、今年は、さらに追加できる大きな要素がある。

スロットCB トレント・マクダフィー

現在の守備で、もっとも多くのことを要求されるスロットCBの第一人者トレント・マクダフィーをカンザスシティ・チーフスから獲得することができたのだ。

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そのためにラムズは、実に4つのドラフト指名権を差し出した。

  • 2026年ドラフト1巡目(全体29位)
  • 2026年ドラフト5巡目
  • 2026年ドラフト6巡目
  • 2027年ドラフト3巡目

アーロン・ドナルド?

さらに引退したアーロン・ドナルドが復帰するという噂まで流れ始めた。
最後の最後で、2.2秒のサックを決めてスーパーボウルの勝利を確定させたことが記憶に残ってる。

これだけ手札が揃うなら、ラムズは2度目の本拠地開催でのスーパーボウル制覇という初めてのことをやってのけるかもしれない。

ラムズは、NFLの「グローバル・マーケティング・プログラム」により日本市場での独占的なマーケティング権を保有している。
乱暴な言い方をすれば、日本人にとっては、ざっくりホームチームと言えそうだ。

それを言い訳に、勝ち馬に乗ってみるというのもありだと思いませんか…

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