NFL Rivalries 2026 が公開された。
今年オープンされたのは、NFC北地区とAFC南地区。
その中で僕の目を引いたのは、ヒューストン・テキサンズ。
そのクリーンアップされたユニフォームは、単に流行りに乗っただけじゃない。
チーム創立25周年の、彼らのアイデンティティを表現したものだった。
Nike x NFL Rivalries 2026
ヒューストン・テキサンズ BY THE H. FOR THE H.
クリーンなオールホワイトとH-TOWN BLUEの組み合わせは、もうヒューストンではみることはできないと思っていた。
なぜなら、テネシー・タイタンズが、ヒューストン・オイラーズ時代のカラースキームをプライマリーとして登場させたからだ。

テネシー・タイタンズ新ユニフォーム発表:引き算の赤と30年目のナッシュビル – ALOG
そもそもオイラーズが、コロンビアブルーをチームカラーにしたのは、創立者のバド・アダムスのお気に入りのカラーだったからだ。
だが、このブルーは、1915年に制定されたヒューストンの市旗に用いられ、1920年代以降に交差点や住所を示すために使われた白と青のモザイクタイルの路面標示や、パトカーにも用いられ、まさにヒューストンという街のブルーである。
だから、もうヒューストンを離れてしまったタイタンズは、彼らのブルーをタイタンズブルーだと言い張っているようだけど…
白と青のモザイクタイルの路面標示はストライプの意匠やネームプレートに取り入れられている。
Official Site of the Houston Texans
フェイスマスクと背番号がクローム仕上げになっているのは、ヒューストンに根づく自動車文化を反映させているからだ。
Official Site of the Houston Texans
約束の白いヘルメット
ここまでのカラースキームを見れば、それはヒューストン・オイラーズを再構築したように見えるかもしれない。
しかし、そうではない。
彼らが、H-TOWNとしてのアイデンティティーを追求した結果なのだ。
それは、この白いヘルメットにも現れている。
遡ること四半世紀、チームを創設したロバート・C・マクネアが、そのアナウンスを行ったとき、掲げられていたのは白いヘルメットだった。
Official Site of the Houston Texans
彼らは、チーム創立25周年にして、初めて約束の白いヘルメットを着用することになる。
H-TOWN BLUEをあしらっても、もうヒューストン・オイラーズの二番煎じだなどとは誰も口にしないだろう。
彼らはもう、それだけの歴史をヒューストンの人々と築いてきたのだ。
そうして今年、スタジアムも、チーム創立時の名前を取り戻すことになった。

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自分たちが40年近く応援していたチームが、よその街に移ってすぐにスーパーボウルに出場する。
ヒューストンにいたときには、一度もそこに連れて行ってくれなかったのに…
ヒューストンの人々は、いまだにポッカリと胸に空いた穴を抱えているんじゃないだろうか。
NFLで一番若いフランチャイズと言っても、もう25年だ。
新しい歴史を刻むのには、もう十分な時間が経過している。
H-TOWNの人々が本当に待ち望んでいるのは、白いヘルメットではなく、銀色に輝く、あのトロフィーのはずだよね。
シーズンを締めくくる最後の報告には、みんな、コレを聞きたいんじゃないだろうか。
Houston, we’ve had a #VLT.
