おめでとう、ニューヨーク!
なんと、ニューヨーク・ジャイアンツとジェッツが、そろって開幕戦の勝利!
それは、2009年以来の17年ぶりの出来事だ。
そうして、二人の新入りのTEも、しっかりとチームに足跡を残した。
17年ぶりの両チーム開幕戦勝利
最後に両チームが開幕戦に揃って白星をあげたのは、2009年。
そう、17年前のことだ。
これに、ニューヨークのアップタウンは、湧いている。
なぜなら、前回、2009年は、ニューヨーク・ヤンキースがワールドシリーズを制してチャンピオンになった年だからだ。

History is on Yankees’ side after Jets & Giants NFL Week 1 wins – Yahoo Sports
そう、日本人には思い出深い、GODZILLA 松井秀喜が、驚異的なパフォーマンスで、アジア人として初めてのMVPに輝いた、あのシリーズだ。
- 打率: .615(13打数8安打)
- 本塁打: 3本塁打
- 打点: 8打点
- OPS: 2.027
特に優勝を決めた第6戦(ヤンキースタジアム)では、「5番・指名打者(DH)」で先発出場し、先制の2点本塁打を含む1試合6打点の大爆発を見せた。
この「1試合6打点」はワールドシリーズの1試合最多タイ記録であり、スタジアムが「MVPコール」に包まれる中での歴史的な幕切れとなった。
アイザイア・ライクリー@ジャイアンツ
長くボルチモア・レイブンズを率いていたジョン・ハーボーは、ニューヨークに来るにあたって手土産を持ってきた。
それが、TE アイザイア・ライクリー。
レイブンズには、マーク・アンドリュースという絶対的エースTEが存在しているが、アイザイア・ライクリーは、2TEとして双璧を成していた。
このボルチモア土産は、ニューヨークの人々に、さぞや喜ばれたことだろう。
ジョン・ハーボーは、高い比率で4th ダウンをGOすることで知られているが、この日は、その必要がなかった。
3rd ダウンを見事に乗り切ったからだ。
ケニオン・サディク@ジェッツ
ジェッツが1巡全体16位で指名した期待のTE ケニオン・サディクのNFL初のTDは、今シーズンのチームの最初のTDとなった。
最初のTDが、WBからのスイープという、ランによるTDとなったのも彼らしい。
コンバインで、40ヤード走で4.39秒のTEとしての新記録を樹立したのは伊達じゃない。
あのオジー・ニューサムと同じステップを踏んだのなら、輝かしい将来が待ち受けているのかもしれないね。
酸いも甘いも噛み分けてジェッツに戻ってきたQB ジーノ・スミスは、この週トップのパッシングを見せた。
さらに守備陣も、DCのGOAT スティーブ・スパグニョーロのいるカンザスシティー・チーフスに次いで2位の結果。
デトロイト・ライオンズで、テリー・グレンと共に守備を作り上げたブライアン・デューカーがDCに就任したことが、好結果を生んでいるのだろうか。
ニューヨーク2大派閥の構図
Geminiによれば、複数のチームを持つニューヨークでは、このような組み合わせにファンは分かれるらしい。
| 属性 | 伝統・王道・エリート派 | 新興・下町・アンダードッグ派 |
|---|---|---|
| MLB(野球) | ニューヨーク・ヤンキース | ニューヨーク・メッツ |
| NFL(アメフト) | ニューヨーク・ジャイアンツ | ニューヨーク・ジェッツ |
| NHL(ホッケー) | ニューヨーク・レンジャーズ | ニューヨーク・アイランダーズ |
| 主な地域・イメージ | マンハッタン、ブロンクス、高級志向 | クイーンズ、ブルックリン、ロングアイランド、庶民派 |
1. スタジアムを共有していた歴史
- ヤンキース × ジャイアンツ: NFLのジャイアンツは、1956年から1973年までブロンクスにある(旧)ヤンキー・スタジアムを本拠地として間借りしていました。そのため、野球もアメフトも同じスタジアムに通うファンが自然と結びつきました。
- メッツ × ジェッツ: NFLのジェッツは、1964年から1983年までクイーンズにあるメッツの本拠地シェイ・スタジアムを共有していました。ちなみに「ジェッツ(Jets)」というチーム名も、シェイ・スタジアムのすぐ近くにラガーディア空港があり、飛行機(ジェット機)が飛び交っていたこと、そして「Mets」と韻を踏んでいることから名付けられたものです。
2. 歴史の長さとファンのアイデンティティ
- ヤンキース&ジャイアンツは、20世紀初頭からある「オリジナル(古参)」のチームです。何世代にもわたってファンを受け継ぐ伝統があり、数多くのチャンピオンリングを持つ「勝ち組」のイメージがあります。
- 一方で、メッツ&ジェッツは1960年代に誕生した「新興(エクスパンション)」チームです。1950年代にニューヨークから西海岸へ移転してしまった球団(ドジャースやジャイアンツ)のファンを救済するためにできたメッツと、新リーグ(AFL)のチャレンジャーだったジェッツは、常に「反骨精神」や「アンダードッグ(格下)」のシンボルとしてセットで愛されてきました。
3. 1969年の奇跡
1969年、ジェッツがスーパーボウルを制し(第3回)、同じ年にメッツが奇跡のワールドシリーズ制覇(ミラクル・メッツ)を成し遂げました。この同時期のシンデレラストーリーによって、「メッツ&ジェッツ」の絆は決定的なものになりました。
25年目のニューヨーク
今年は、こと、ニューヨークにおいては、特別な年だ。
そんな年に、地区最下位に沈んでいた両チームともが、好スタートを切るなんて、うれしい驚きだよね。
25年前、ニューヨークは、ひとつになっていたはずだ。
今年、どちらかのチームでも、Road to Super Bowlを勝ち進んでいったなら、そのとき、ニューヨークは、またひとつになっているのだろうか…
