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Day One

Day One 2「スッキリデザインとヌルサクでアップデートする価値あり」

Day Oneがアップデートされた。
昨今の無料アップデートとは違い、有料で新しく作られたアプリを購入し直す形となる。
現状でも満足しており、大幅な機能アップも感じられなかったので、しばらく放置していたが、踏ん切りをつけてMacとiPhoneともにアップデートすることにした。

スッキリデザインとヌルサク感

今回のアップデートの目玉は、複数のジャーナルが作成できることと、ひとつのエントリーにひとつしか貼付できなかった画像が10枚までに増えたこと。

複数ジャーナルの作成は、全く魅力を感じなかった。
Evernoteを例に挙げれば、ノートブックの乱立はスッキリ使う上では邪魔になると思ったからだ。
エントリーごとの画像枚数が増えたのは、素直に嬉しい。
なかなか10枚まで使い切ることはないだろうが、数枚は貼付したい場面がこれまであったからだ。

しかし、無料アップデートならともかく、新たに買い直すほどのアップデートなのかという点が乗り越えられず、これまでうっちゃっていたのだ。
以前もバージョンもDay One Classicと名称は変更され、サポートはなくなるがそのまんま使い続けることができる。
だから、今回アップデートしたのは、はずみというかたまたまのこと。

だが、アップデートしてよかった。
スッキリデザインとヌルサク感が、想像以上に快適だからだ。
特にMac版は、iOS版と比べてもっさりとしたデザインがイマイチだったが、それが見事に払拭されている。
だから今回のアップデートは、ボールペンのインクをジェットストリームに変えてみるような、ささやかだけれど大変に効果の大きいものと言えるだろう。
Mac版では、El Capitanの筑紫B丸ゴシックフォントも選択できるようになっているのも地味にうれしい。

旅に出たくなる

エントリー作成時と貼付する画像の位置情報を、Day Oneは抱えてくれている。
今回、その位置情報の一覧をマップビューとして表示できるようになった。
従来からあるカレンダー表示と合わせると、瞬間の振り返りに広がりができた。

こうしたマッピングを振り返りながら、次の行く先を決める。
そこであった瞬間を味わいながら、また次の瞬間に期待する。
そうしてさすらい流れる旅のお供としては、最適の相棒じゃないだろうか。
未だその道程には踏み出せないけれど、いつかのために、このアプリをファーストチョイスとして使っていこうと思う。

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