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Evernote vs メモ「容量対決」

EvernoteもMacの「メモ」も、その背景はクラウドをベースにしたサービスだ。
だから、それぞれに容量の制限が設けられている。
今回、そのクラウドの容量面から比較してみた。

Evernoteは月間アップロード容量で制限

Evernote容量比較

年間¥4,000のプレミアムでは、10GB
年間¥2,000のプラスでは、1GB
無用で使えるベーシックでは、60MB

これは、クラウドの総容量ではなく、一ヶ月あたりのアップロード容量だ。
だから、現在プレミアムを利用中の僕は、毎月毎月10GBのノートをこしらえることができる。
僕にとっては無制限に等しいその容量は、当然使いきれておらず、この点だけで言えば「プラス」にダウングレードしてもいいし、なんだったら「ベーシック」でも問題ないかもしれない。
ただし、この容量以外にも機能面での優劣があるので、シンプルにはいかないが…
機能比較一覧は、こちらのサイトが分かりやすい。

Evernote ベーシックを無料で入手するか、プラス版またはプレミアム版にアップグレードできます。

Evernote ベーシック、プラス、プレミアムおよび Evernote Business では、仕事・プライベート両方で生産性に役立つ機能が充実しています。大容量のアップロード容量、ノートのオフライン使用、強力な検索機能などをお楽しみください。

さて、容量のハナシに戻ると、クラウドの総容量の上限が決まっていないおかげで、不安なくばんばんノートを作ることができる。
他のクラウドサービスと比べても、容量面でも割安で使えて、おまけにiPhoneを高性能コンパクトスキャナーに変えたりできるような機能まで付いてくる。
そういう面から考えると、かなりおトクなサービスと言えるだろう。

「メモ」はiCloudに依存

対して、「メモ」はiCloudの容量が上限だ。
無料で5GBの容量は、テキストだけを貯めていくのなら、不安はないかもしれない。
しかし、El Capitanのアップデートで可能になった、写真やビデオをくっつけて溜め込んでいくことを楽しむのなら、それはやっぱり不安がつきまとう。
iCloudは「メモ」専用ではないので、他のアプリとの共存も考えれば、いつかは、有料プランに変更しなければならないだろう。

iCloudストレージプラン

しかし、それは別の観点からアリだと思ってる。
写真の管理という観点から、いずれiCloudの容量は増やさなければならないと感じている。
巷では、無料でほぼ無制限に使えるGoogle フォトの評判がいい。

Google Photos – All your photos organized and easy to find

All your photos are backed up safely, organized and labeled automatically, so you can find them fast, and share them how you like.

ただ僕は、せっかくAppleのシンプルな傘の中で管理できるんなら、アカウントをまたぐのも面倒かなぁと思っている。
だから、iCloudフォトライブラリでシンプルに管理したい。
そのためには、無料の5GBでは到底足りないので、どっちにしろ増やさなければならないのだ。

iCloud – iCloudフォトライブラリ – Apple(日本)

あなたが選んだ写真やビデオを、あなたが選んだ人と共有しましょう。友だちや家族を招待すれば、招待された人はあなたの共有フォトアルバムを見たり、そこに投稿することができます。

だからハラをくくって、iCloudをがっつり増量させて「メモ」でやっていくという選択肢はあるのかもしれない。
あとは、クリッピングを含めた機能面、使い勝手での比較ということになるだろう。

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