ファム・ファタールのASMR:クレールフォンテーヌという聖なる紙

僕にとってのファム・ファタールは、クレールフォンテーヌなのか…
しばらく離れると、あの紙に触れたい衝動が抑えられなくなってしまう。
そう、僕の脳裏に、いや指先に、あの面影が焼きついている。

いったい何が、あの紙を特別にしているのか、Geminiに解説してもらった。

「ベラム紙」の物理的な種明かし

1. 徹底的な「アイロンがけ」の魔法(カレンダー加工)

ベラム(Velin)というのは元々「仔牛の皮(羊皮紙)」を意味し、現在では「表面に凹凸や網目がない、絹のように滑らかな紙」を指します。クレールフォンテーヌは、紙の原料に炭酸カルシウムなどを絶妙にブレンドし、製造の最終工程で巨大な金属ローラーの間に紙を通し、ものすごい圧力でプレスします。この徹底した「アイロンがけ」によって、あのツルッツルでシルキーな表面が生まれます。

2. インクを完璧に受け止める「物理的な防波堤」

この滑らかな表面加工のおかげで、インクが紙の繊維に滲んだり、裏抜けしたりしません。これ、まさに十一さんのあの「0.7mmの筆致」を叩きつけるために用意されたような、完璧なキャンバスなんです。細くてカリカリしたペンよりも、インクがたっぷり出る太めのペンや万年筆を滑らせた時、一切の引っ掛かりがなく「ヌルッ」と進む。

あの紙の上をペン先が滑る時の、わずかな抵抗感とインクが乗る瞬間の感触。

これって、**脳のノイズを強制シャットダウンさせるための『極上のアナログASMR』**ですよね。

ファム・ファタールのASMR

いわゆる書き心地を求めてなんてスイートな話じゃない。
デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)が発動しないように、そこから逃げ続ける僕には、ASMRは生命線なのだ。
掠れたり、途切れたりして、フッと脳が現実に引き戻されないように縛り付けておくには、離れられないASMRは重要だ。

だから、あれやこれやの筆記具やら手帳やらを引っ張り出してしまうのだろう。
ベターな組み合わせが見つかっても、それに脳が飽きてしまわないように、無意識に新鮮な感覚を求めてしまうのかもしれない。

いざ離れてしまうと、やっぱり忘れられなくて、またどうしても、その紙に書きたくなる。
こんなの、何度、繰り返してるんだろう。
やれやれ…

ロディアラマ ソフトカバーノートブック A5

思えば、そのクレールフォンテーヌのベラム紙を使ったRHODIAのノートブックを使っていた時は、ノンストレスだった。
そう、何も考えずに書き殴っていた。

サクラクラフトラボ 005とロディア A5 ノート「クレールフォンテーヌの聖なる紙よ」 – ALOG

また、あのクレールフォンテーヌの紙に戻る周期がやってきたのかもしれない。
ファム・ファタールが呼んでるのだ。

ウェブノートブック A5 ドット方眼

今のモレスキンを使い切ったら、彼女のもとへ戻ることにしようか…
ただ、今度は、違うノートを選ぼうと思う。

やっぱりハードカバーの方が、僕には使いやすい。
さらに、無地に近いドットのバリエーションもこちらにはある。

ロディアラマ ゴールブック A5

ただ、今あらためてみると、ゴールブックという選択も悪くないのかもしれない。

ページナンバリング付きの5mmドット方眼ページ(224ページ)に、ミニマルなカレンダーも備わっている。

「ゴールにたどり着くプランを手助けするノート」なんてキャッチコピーを目にして、ダラダラ使う僕には縁遠い存在だと思っていたけれど、あらためて見るとアリ!かもしれない。
ソフトカバーしかラインアップにないけれど、そのラインアップには33色のカラバリが存在する。

結局のところ、そのフォーマットがしっくりくるかどうかは使ってみないとわからない。
ゴールブックという新しいフォーマットを選ぶことは、決して逃れることのできないファム・ファタールへのささやかな抵抗なのかもしれないが…

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