ここ何年か、モヤモヤしていたことに踏ん切りをつける時が来たような気がする。
それは、インスタグラムにさよならすること。
アカウントを変えながらも、なんだかんだで10年くらいつきあってきたはずだ。
なぜサヨナラしようと思うのか？
自分のココロを探ってみると、3つのポイントに集約される。
1.写真加工アプリの充実
僕が当初インスタグラムに食いついたのは、おしゃれなフィルターが簡単に使えることだった。
自分の撮影したショボい画像が、簡単なフィルターをかけるだけで、それっぽく仕上がる。
当時は、「映え」という言葉はまだ生まれていなかったが…
しかし、今では簡単にフィルターがかけられるアプリは充実し、Twitter自身にだって備わっている。
iPhoneの写真アプリだけだって、相当なことが簡単にできるようになった。
そのためだけにインスタグラムを使わなければならない理由はなくなった。
2.立ちはだかる共有の壁
あるときからインスタグラムは、他のSNSと間に強力な壁を設けるようになった。
以前は、インスタグラムに投稿した画像は、同時にTwitterにもダイレクトに表示された。
しかし、今では、そのリンクが表示されるだけで、インスタグラムの世界に入国しなければ、その画像を拝むことができない。
Tumblrにシェアすることなんて、ホントにホントにたいへんになってしまった。
買収したFacebookのご指導の賜物なのか、こういうオープンさを損ねる改悪は、気分をしらけさせるには充分だった。
気づけば、インスタグラムの創業者はもういなくなっていた。
3.アマチュアが見つからない
そもそもは、シロウトがちょっと頑張ったお洒落なスナップ写真で構成されていた世界。
しかし、あるとき、この世界からアマチュアの姿が消えた。
もちろん、以前よりユーザーは爆発的に増大しているはずだから、アマチュア自体の数は飛躍的に増加しているはずだ。
だから正確に言えば、目に入らなくなってきたのだ。
変わって増えたのは、企業広告。
それも悪くはない。
影響力があると認知されれば、企業がそれなりの資本を投入することは世の習い。
そうして、良いコンテンツを投入しくれればありがたい。
ノンプロのようなアカウント。
これが著しく増えてしまったんじゃないだろうか。
インスタグラムの世界でしかモデルと名乗れないようなアカウント。
それは広告なのか、そうでないのか判別に困るアカウント。
「これはお金が絡んでいる投稿ですか？」
と質問しなければならないようなもの。
もちろん、僕には、そんなものを表示するのが妥当だとインスタグラムのアルゴリズムというやつが判断したのだろう。
それなりの方法で深く潜れば以前のようなニオイのするアカウントを見つけることも可能だろう。
でも、そんな時間があるんならTumblrのダッシュボードに潜った方が楽しいよね。
もうTwitterでいいんじゃない
もうTwitterだけでいいんじゃないかと思うんだ。
あ！Tumblrは別格よ！
「映え」の基準をクリアしてるかどうかを気にせずに写真も投稿できる。
フィルターはどうせお気に入りの別のアプリでかけられる。
それこそ、つぶやきのような短い文字だけでも投稿できる。
インフルエンサーとかマーケティングとかに無縁な一般Peopleとしては、楽ちんな世界のほうが生き心地がいい。
Twitterは、より画像が大きく表示されるようなテストも行なっている。
Now testing on iOS:
Edge to edge Tweets that span the width of the timeline so your photos, GIFs, and videos can have more room to shine. pic.twitter.com/luAHoPjjlY
— Twitter Support (@TwitterSupport) September 7, 2021
こうなれば、シンプルに見た目もそう変わらない。
あとは、画像一覧がタイル状に表示されるような機能が備わったりすると面白いかな…
ノイズと思惑が蔓延るTwitter世界ではあるけれど、プロフィールに何かに反対してると謳っているアカウントに絡まなければ、それなりに平和に暮らせるし…
あとはアカウントを完全削除するか、見る専で寝たきりの状態で生かしておくか…
完全削除すると、jaclyn swedbergにも会えなくなっちゃうもんね。
インスタグラムを始めたころからの、長い僕のアイドル。
しかし、彼女ももう長いこと更新が止まったままなんだよね…