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八月は夜のバッティングセンターで。 最終回「9回 ピッチャー舞」

いつものように令和日本のフィールド・オブ・ドリームスに引っ張り込まれた舞。
しかし、彼女はいつもの制服は着ていなかった。
彼女が身につけていたのはユニフォームだった。

 

情報源: 最終回|ストーリー|【水ドラ25】八月は夜のバッティングセンターで。|関水渚×仲村トオル W主演|テレビ東京

そんなことぐらいで…

彼女が抱えていたものは、歳を重ねたオトコから見れば、大した話じゃない。
小さな小石につまづいてしまっただけのこと。
しかし、他人から見れば他愛もないことに、人は往々にしてつまづいてしまうのだ。

そうして、人がまた立ち上がるには膨大なエネルギーが必要だ。
そのための小さな一歩。
それを踏み出すには、本当に大きな勇気が必要だ。
歳を重ねたオトコから見れば、それは本当によく理解できる…

それをつくれば、彼はやってくる

フィールド・オブ・ドリームスの名台詞は、伊藤智弘に与えていい。
バッティングセンターをつくれば、彼はやってくるのだ。

「今日のためにココに来た!」

力強く、しかしあたたかく向かい合う彼は、これまでもたくさんの彼女たちをMove forwardさせてきた。

情報源: 「八月は夜のバッティングセンターで。」令和日本のフィールド・オブ・ドリームス | ALOG

そうして、舞のココロを治した彼は、また違うバッティングセンターに現れる。

Move forwardした舞と、おっさん伊藤智弘がまだ気遣いながら、二人でグラウンドに向かうシーンは美しかった。

情報源: きょうのハチナイ:感動の最終回⚾️ | 八月は夜のバッティングセンターで。オフィシャルブログ Powered by Ameba

シークレットレジェンドは伊藤智仁じゃなかった

野村克也が天才と評したレジェンド伊藤 智仁(いとう ともひと)と一文字違いの、伊藤智弘(いとう ともひろ)という役名に、最終回に登場するレジェンドは彼だ!
と勝手に思い込んでいたが、それはあえなく空振りに終わった。

情報源: 伊藤智仁:小学生の息子はバッティングセンターで村上宗隆選手のまねばかり? ドラマ主人公のモデル「恥ずかしい」 – MANTANWEB(まんたんウェブ)

クローザー 上原浩治

登場したのは、上原浩治。

情報源: 上原浩治が「八月は夜のバッティングセンターで。」最終話に登場!出演に対し『なんで俺?』 | WEBザテレビジョン

最終回の9回に、クローザーとしてMLBにおける日本人初のワールドシリーズ胴上げ投手になった彼が登板するのは、今思えば、とてもしっくりくる。

「聞いてみるか…?俺の野球論」

コレが聞けなくなってしまう生活は、僕に少しばかりの喪失感をもたらすかもしれない。
バッティングセンターに出かけたところで、悩めるおっさんにおっさんである彼が声をかけてくれるのかは未知数だ。
いや、彼が救ってきたのは、「彼女」ばかりだったじゃないか…

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