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アンプラグド・ブログ ALOG.TOKYO

ハッシュタグで人はときどきすれ違う

Twitterのフォロワーは一向に増えることはない。
だからどうせこのブログにも、検索から流れ着いているんだろうと思っていた。
間違ってSocial経由で流れ着いちゃった人も、ひとつ記事を読んだら離脱する。
そんなイメージはGoogle アナリティクスによって裏切られた。
なんと、Social経由のページ/セッションが一番高かったのだ。

アナリティクスの集客サマリー

チャネル 比率 ページ/セッション
Organic 84.9% 2.42
Social 7.8% 2.8
DIrect 6.4% 2.5
Referral 0.9% 3

Google アナリティクスによれば、僕のブログには、こんな経路で人がやってくる。
情弱の僕には、それぞれの割合がどうなのかという点は解説できないので、省略させていただいて…

ページ/セッション 2.8

意外だったのが、Socailのページ/セッション 2.8という数字。
少なすぎて参考にならないReferralのページ/セッション 3を除けば、一番高い数値になっている。

Socialといっても、その97%はTwitter。
残りをTumblrとPinterestで分け合う感じ。

Twitterのフォロワーは、一向に増える気配はない。
しかし、Twitterに投げた記事を見つけてくれた人は、3つくらいの記事を読んでいってくれる。

間違ってSocial経由で流れ着いちゃった人は、ひとつ記事を読んだら離脱してるはずだ。
そんなイメージを持っていた僕は、正直なところ驚いた。

これはどういうことなんだろう?
やっぱり思い当たるのは、あれしかない。

# ハッシュタグ

僕はブログ記事をあげると、Twitterにも投げている。
そのときにハッシュタグをくっつけて。

こんなフォロワーの少ない僕のTwitterを目印にする人なんかいるわけもなく、多くの人は、その興味のあるハッシュタグにつられて記事を読んでしまう。

ページ/セッションが多い理由は、「気に入ったから、もうひとつ」ということもあるだろう。
しかし、1番の要因は、ハッシュタグのもつ特性なんじゃないだろうか。

僕自身も検索をするときに、Googleから離れて、Twitterで検索をかけることが多い。
ググっても、似たようなタイトルばかり並んで、どれを読んでいいかわからなくなるからだ。
しかも、どの記事にも「必読」とか「役に立つ」とか煽り文句ばかりが強調されて、読んでみるとがっかりという経験が積み重なっていく。

Twitterで検索をかけると、欲しい情報がシンプルなカタチで手早く見つかることも多い。
そんなとき、手がかりになるのがハッシュタグだ。

ハッシュタグは、分野というかジャンルというか大きな括りでもある。
それを含んだブログ記事には、そのカテゴリーがあるはずだ。
その中に、自分が興味のある分野でありながら、知らなかったキーワードを見つける。
そして、もうひとつと手を伸ばしてしまう。

Googleで検索するときには、キーワードを並べて狭めることがほとんどだ。
そうしなければ、欲しい情報にはたどり着けないもんね。

ただ、Twitterでハッシュタグの検索をかける時には、もっとおおまかに探すことができるんじゃないだろうか。
そこには、自分の興味を深めてくれる弾力と深さを含んでいるものがある。

人はハッシュタグでパートタイムでつながる

しかし、Twitterのフォロワーは一向に増えることはない。
いや、これは恨み言ではなく、最近よく理解できる。

その人をまるごとフォローするなんて、本当にファンか、本当にアンチか、その2種類しか存在しない。
そのどちらも、そのアカウントの発信を見逃したくないからだ。
前者は称賛するために、後者は攻撃するために。

僕のように、称賛にも攻撃にも値しない人間をフォローしてもどうしようもない。
僕自身でさえ、僕のアカウントはフォローしないだろう。

あるハッシュタグでは、人は分かち合うことができる。
しかし、別のハッシュタグには興味はない。

だから、まるごとフォローなんてしなくていい。
時折、そのハッシュタグで開かれる集会で顔を合わせればいい。
フツーの人の間には、その程度の関係性がちょうどいい。

そのハッシュタグがいくつか重なっていけば、Tumblrのような自然なフォローにもつながるのだろう。

好きも嫌いもまるごと飲み込んでフォローしなければいけない相手なんて、実生活だけで手一杯じゃありませんか?

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