iPhone 3GSから使い始めて、iPhone XはiPhone 5に並ぶ名機だった。
とりわけiPhone Xは、それまでの使い勝手を大きく飛躍させてくれた。
だから機種変更しなければならない不満は一切なかったけれど、乗り換えたのには理由がある。
1.SoftBankの半額サポート
僕はSoftBankのユーザーで、iPhone Xは、半額サポートに基づく契約だった。
情報源: 半額サポート | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
本当にユーザーにとってためになるかどうかわからない総務省のありがたいご指導のおかげで、現在は、トクするサポートと名称が変更されたが、内容は実質的には変わりがない。
最新スマートフォンの機種代金が、超おトクになるプログラムです。
情報源: トクするサポート | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
要は、残債が免除された上に、これまでと同じくらいの月額費用で新機種を使うことができる。
24ヶ月目を迎える僕にとっては、このタイミングで機種変更するとiPhone Xを半額で使用できた事になる。
iPhone Xの使い勝手の良さに、このまま使い続けようかと思っていたけれど、冷静にこの先を見据えればベストなタイミングだと思う。
特典の利用条件も、大きく背中を押した理由のひとつだ。
この得点を利用するには、旧端末をSoftBankに回収してもらうことが必要だ。
さらに、査定基準を満たしていなければならない。
要は、故障していたり、破損しているものは、別途、料金が発生してしまう。
回収する旧機種が査定基準を満たしていない場合に、お客さまが本特典の利用を希望するときは、回収に加えて20,000円(不課税)(あんしん保証パックwith AppleCare Services、あんしん保証パックプラスまたはあんしん保証パックにご加入の方は2,000円(不課税))を一括でお支払いいただくことが必要です。
情報源: トクするサポート | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
今のところ、iPhone Xの無償修理プログラム以外では無傷で使い続けていたけれど、いつどうなるかわからない。
特にApple製品は、新機種の購入が頭に浮かぶと、手元にある愛機が故障してしまうというジンクスもある。
iPhone 11 Pro に乗り換えてしまえば、今より使い勝手が悪くなることもなく経済的なメリットもある。
それならば、手元のiPhone Xがひどい目にあわないうちに乗り換えてしまおうと思ったのだ。
2.新しいカメラの機能
そうは言っても、試したかった新しい機能もある。
それは、見栄えも迫力のあるカメラの新機能だ。
QuickTake、超広角カメラ、ナイトモードなど、iPhone 11 および iPhone 11 Pro のカメラの新機能についてご説明します。
情報源: iPhone 11 や iPhone 11 Pro のカメラ機能 – Apple サポート
特に、超広角やナイトモードは面白そうだったし、実際おもしろい。
iPhoneを長く使っている人ほど、画像に収められる世界が変わることを実感できるんじゃないだろうか。
僕は、バリバリ撮影するタイプではないし、創業者もいなくなってしまって外との障壁をどんどん強くしているInstagramとも疎遠になりつつあるけれど、どうでもいい写真、誰かに見られることを意識しない写真をもっと撮ろうと感じていて、実際、今はそうしている。
その昔、フィルムを現像に出すのに、もったいないから残った枚数テキトーに撮っちゃえ的な、スナップ写真とも呼べないようなものだけど。
そんな使い方でも、超広角やナイトモードの新鮮さを楽しんでる。
以上の2つが、今回、iPhone 11 Proに乗り換える事にした理由だ。
望んでいなかったミッドナイトグリーン
今回の乗り換えにあたって、ミッドナイトグリーンは唯一、その選択肢から外していた色だった。
発表された時も、「へぇー、そういうのもあるのか」とイノガシラ的に思っただけで、まったく欲しいとは思わなかった。
定番のスペースグレイか、気分を変えてゴールドかと高まってSoftBankのショップに在庫の問い合わせをすると、申し訳なさそうな返事が返ってきた。
「あのー、ミッドナイトグリーンなら在庫があるんですけど…」
話題の新色だから、それだけは絶対にないだろうと思っていた僕には意外な答え。
興味本位で理由を聞くと、ミッドナイトグリーンは敬遠されて、それ以外の色を選ぶお客さんがほとんどらしく、即日入手できると言っても、他の色を待つらしい。
トレンドに敏感な人たちは、もうちゃっかりミッドナイトグリーンを手に入れた後の、大きな波が去った後の時期だったからもしれない。
実際見てみて、どうしてもダメなら契約しなくてもいいってことでショップで実物を見ると、これがなかなかいい色だった。
いちおーノンフィルターにしてあるけれど、ぜひ実物をご覧あれ。
実物を見ると言っても、ショップの中と室外では違うし、環境によってホントに色合いが変化する。
いろんな表情を見せる深みのある変化は面白い。
これから2年近くはお付き合いする中で、飽きのこない深みは重要な要素だと思う。
iPhone 11 Proを入手予定だけど食わず嫌いでミッドナイトグリーンは外しちゃったというあなた、是非、実物をご覧あれ。