衣食住

Lee 102 ブーツカット リニューアルされていた

およそ4年履き続けたLee 102 ブーツカットが寿命を迎えた。
初めて試したブーツカットに、しっくりくるものを感じた僕は、同じものを補給することにした。
奇しくも、このタイミングでLee AMERICAN RIDERSはリニューアルされていたようだ。

お店で試着してみると、なんだか履き心地が微妙に違った。
それはネガティブなものではない。
あれ?と思うと、お店の人がリニューアルしたんですよと教えてくれた。
確認してみると、サイズも微妙に変わってる。

リニューアル後

リニューアル前

股上、もも幅、ヒップ幅が微妙にサイズアップしている。
股上に関しては、リニューアル前の101より深くなっている。
だから以前より履き心地に安心感というかホールド感を感じているのかもしれない。
ただ、並べてみてもシルエットに違いが見受けられるわけではない。

気持ちよく履けるトレーサビリティ

以前はトレーサビリティなんて全く気にすることはなかった。
しかし、悪の秘密結社ショッカーよりも極悪な振る舞いをする現実の国家の存在により、僕らは嫌でもグローバルサプライチェーンというものを気にかけなければならなくなった。
どんなに優れた製品やプライスであっても、ジェノサイド・フリーな製品でなければ、気持ちよく生活なんてすることはできないよね。
その点、この製品は、生まれも育ちも申し分ない。

使用する綿花の産地、そして日本での紡績(糸にする)から染色、織布(生地を織る)までの生地の製造背景、その後の縫製工場から加工、仕上げ工場まで製品に明記しています。製造工程を明らかにすることは、品質に対する強い自信の表れです。

情報源: 【THE BASIC】AMERICAN RIDERS | 【公式】Lee(リー)ブランドサイト

リニューアル前に比べると、綿花の産地や製造会社に違いが見受けられる。
そんなことも、微妙な履き心地の違いを生んでいるのだろうか?
繰り返すが、その違いはネガティブなものではないし、言われなければ感じない程度のものだ。

こちらはリニューアル前のもの。

情報源: Lee 102 ブーツカットもう2年半 | ALOG

エドウインの修理・修繕サービス「Re:dwin」

4年履き続けたLee 102 ブーツカットが、どのように寿命を迎えたのかといえば、こちらの画像。

僕にはお馴染みの、この光景。
ももが太いせいもあるのだろうが、だいたい、この部分から悲鳴を上げる。
もう少し違う部分ならダメージジーンズとして履き続けることができるのだろうけど、この部分じゃ、ちょっと物哀しいものね…

初めてのブーツカットでもあり、ここまで色落ちしてくれたものでもあり、それなりに愛着もある。
だから、エドウインの修理・修繕サービスを利用しようかとも考えた。

情報源: SUSTAINABILITY -Redwin- | ジーンズ、デニムのエドウイン(EDWIN)公式ブランドサイト

最近になって事例もいくつか紹介されるようになっている。

情報源: SUSTAINABILITY -Redwinリペア事例- | ジーンズ、デニムのエドウイン(EDWIN)公式ブランドサイト

ただ、今回は、このサービスを利用しないことにした。
いや、サービスの内容に不安を感じたからというわけではない。
問題はジーンズの色落ち具合なのだ。
4年付き合ってくれたコイツも、よく色落ちしてくれたとお思う。
しかし、落ちない部分は結構、色が残ってる。
この先、何年か付き合ったとしても簡単に全体的な色落ちは難しいんじゃないかと思う。
今は全体的に薄い色合いのものが欲しい気分なのだ。
ブリーチに突っ込む度胸のない僕は、メーカーであらかじめ脱色してもらったものを手に入れるのが、早くて確実なんだと思う。

オリジナル・デニム素材には農薬・化学肥料・殺虫剤を使用していないオーガニック・コットンを20%使用。そして使用するアメリカ産綿も環境と安全衛生に配慮されたものを採用しています。また製品の洗い工程では環境負荷の低い脱色加工の使用ならびに水の使用を抑えるドライ・ウォッシュ技術を採用しています。(約80%削減)

情報源: 【THE BASIC】AMERICAN RIDERS | 【公式】Lee(リー)ブランドサイト

エドウィンもブーツカットを推している

情報源: Lee Wrangler BOOTCUT DENIM「今、オトナが穿くべきは ブーツカット」 | ジーンズ、デニム通販のEDWIN(エドウイン)公式通販オンラインモール

ここんとこエドウィンもブーツカットを推している。
流行の最先端は次のビッケだし、今のビッケは次の最先端。
そんなサイクルが何年かおきに回っているのをみていると、流行り廃りはどうでもよくなる。
ただ、こうして手に入れやすくなるのなら、その状況は大歓迎だ。
エドウィンが、Leeの看板のもと、現在の日本人に合うようにアップデートし続けてくれるブーツカットが、今の僕にはしっくりくるんだろうね。
似合っているかどうかはわからないが、そこはブーツカットのレングスのように曖昧なままでいいじゃない?

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