FIFAの厳格なオーダーでネーミングライツが制限されたことにより、ロゴ隠しと、それを逆手に取ったLevi’sのカウンターキャンペーンとで、本大会のゲーム内容以外でも盛り上がっている。
しかし、どうやら、ロゴ隠しを唯一逃れることができたスタジアムがあるようだ。
メルセデス・ベンツ・スタジアム
巨大な「スリーポインテッド・スター」のロゴが燦然と輝く様を見れば誰でもわかるように、ここはメルセデス・ベンツがガッチリと命名権を保有している。
他のスタジアムと比べても、一段と巨大なロゴを有している。
そうして、その巨大さゆえに、FIFAが特別に免除することを許可したようだ。
大きすぎるパネルの付け替えは、スタジアム自体に深刻な損傷をもたらす可能性が高いと判断されたためだ。
ただ、その決定に至るまで18ヶ月もの期間、交渉と検討を繰り返していたようだけれど…
ともかく、アトランタ・スタジアムとテンポラリーに改名することだけで、彼らは許された様子だ。
試合予定を見てみると、ここではグループステージだけではなく、準決勝まで8試合が開催される予定になっている。
本気のネーミングライツ
どうせスタジアムの命名権を買って、自社のロゴを表示してもらうのならば、簡単に撤去できないほどの巨大なものにするべきだ!というのが、今回の教訓なんだろうか。
あるいは、建設計画から関わって、スタジアムデザインごとブランドのアイコンにしてしまうとか…
メルセデス・ベンツは、このスタジアムのネーミングライツには本気を出している。
27年契約で総額3億2400万ドルという、メルセデス・ベンツにとっても史上最大のマーケティング契約を結んでいるのだから。
強いアイデンティティとウィットがあれば、広告規制は新たなケミストリーを生み出すことが、今回の件でも、また証明されたことになる。
JFAも、2050年までにもう一度、日本でワールドカップを開催したいと声明を出している。
そのときに、今回のように話題に上がるスタジアムやブランドは、どこになるんだろうね…
