NFL 2021 シーズンの口火を切るのはMonday Night。
ボルティモア・レイブンズを迎え撃つラスベガス・レイダースの新しいスタジアムは漆黒の美しさを誇ってる。
アレジアント・スタジアム
What happens in Vegas… will be seen on primetime. 🏴☠️#BALvsLV | #RaiderNation pic.twitter.com/hQ4iBFRVK8
— Las Vegas Raiders (@Raiders) September 13, 2021
スポンサー付きのUFOがやってきたのかと思わせる漆黒の巨大な物体は、ミニマルなライトが映えてとても美しい。
おんなじネバダ州だからってエリア51を意識したわけでもないだろうけど…
昼間はそうでもないのに、夜になるとぐっと色っぽくなるあたりは東京タワーみたいだね。
レイダースの試合の時だけ、外から天然芝を運び込むという手の込んだ運営もされている。
Let’s do it again, Raider Nation 🏟️ pic.twitter.com/o4HfR62dlW
— Las Vegas Raiders (@Raiders) September 12, 2021
床には人工芝が敷かれてネバダ大学ラスベガス校(UNLV)が使用するが、ラスベガス・レイダース使用時には外部から天然芝を乗せたプレートが運び込まれる
完璧なブランディング
レイダースといえば、スポーツチームの中で、いやスポーツチームという垣根を取り払っても、そのブランディングに成功した屈指のチーム。
ラスベガスという「らしい」都市への移転と、この漆黒の美しいスタジアムは目に見えてそれを強固になものにしたはずだ。
シルバー&ブラックのイメージしかない彼らが、チーム設立当初、オレンジ&ブラックをチームカラーにしようと計画していたなんてもう誰も信じないだろう。
ブランディングにうるさい彼らは、タンパベイ・バッカニアーズがロゴを刷新した際、ケンカをふっかけた。
ブランドに抵触すると訴訟を起こしたのだ。
そうしてそれは、あえなく敗訴。
久しぶりのスーパーボウルの舞台で、その相手にゲームでも敗戦を喫してしまった彼ら。
海賊たちは偉大なる物語の続編を!と息巻いているのに、レイダースと名乗る彼らは、ここのところ影が薄い。
フリーエージェントが常態化した現在では、流れ着いたベテランが最後に一花咲かすというイメージも薄れてしまった。
なによりそれは、GOATトム・ブレイディとNFL100年のベストTEロブ・グロンコウスキーがフロリダで実践中だ。
スポーツのブランディングにおいて何より重要なのは結果だ。
勝利だ。
それをいちばんご存知な創業者は、口を酸っぱくして言っておられたよね。
Just win, baby!
Creating a sort of bad boy image, Davis outfitted the team in black and silver uniforms with a football helmet featuring a pirate – all under the banner of “Just win, baby!”
情報源: NFL 100 | NFL.com