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NFL 2021 ラムズの効率的なプレイアクションパスをNext Gen Statsが解説

本拠地開催の第56回スーパーボウルにALL IN!とばかりに、目の前の補強にこだわってきたロサンゼルス・ラムズ。
しかし、続いていく補強と反比例するようにチームは下り坂だった。
NFL 第14週、同地区のアリゾナ・カージナルスとの対戦。
目の上のたんこぶを直接叩いて、彼らは踏みとどまった。
QB マシュー・スタッフォードのラムズの効率的なプレイアクションパスについてNext Gen Statsが解説。

効率的なプレイアクションパス

マシュー・スタッフォードがプレイアクションパスを投じる回数は、リーグ25位とあまり高くない。
しかし、EPAではトップ。
つまり、プレイアクションパスを効率よく使い、得点につなげているということになる。
もっとも、こんなに長い距離をエンドゾーンまでダイレクトにデリバリーできるのなら、つなげるも何もないよね。

ヘッドコーチのショーン・マクベイは、2020年までトップだったプレイアクションの使用頻度を下げた
ここぞというときに投じられるプレイアクションパスは、マシュー・スタッフォードにとってはホームランを狙える時間的余裕を与えてくれるものなのだろう。

Next Gen Stats始まって以来の記録

WR クーパー・カップがNext Gen Stats始まって以来の記録を作った。
ひとつのゲームの中で、7つのアライメントの全てでパスキャッチを記録したのだ。

クーパー・カップは、このゲームでキャリア5000ヤードも達成。
名実ともにフランチャイズの顔というわけだ。

Rams wide receiver Cooper Kupp reached an impressive milestone in Monday night’s game against the Cardinals.

情報源: Rams wide receiver Cooper Kupp surpasses 5,000 career receiving yards

同地区の強敵にペイバックして、意気あがる彼ら。
しかし、プレイオフの道のりは順調だとは思わない。
それは、マシュー・スタッフォードの犯した信じられないミスを忘れることができないからだ。
いい時は、みんないい。
誰もが素晴らしいプレイを見せてくれるだろう。
問題は、よくないときに、どこで踏みとどまるか。
それを乗り越える力があると、この先証明してくれるんなら、僕はいつでも歓迎するけれど…

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