毎年恒例のタイトエンドの日。
そのNFL 第7週で最も輝いたのは、アトランタ・ファルコンズのTE カイル・ピッツ。
ついに頭角を表したユニコーンは、その活躍ぶりにも、他のタイトエンドとは違う特徴がある。
Next Gen Statsが、その特徴を解説している。
まっすぐ縦に強いTE
After his big game in Week 7, Kyle Pitts comfortably leads all TE in both volume and efficiency on vertical routes this season.
Pitts has twice as many receptions (10) on vertical routes as any other TE and 103 more receiving yards than the next closest TE.#DirtyBirds pic.twitter.com/13kESxfLWF
— Next Gen Stats (@NextGenStats) October 25, 2021
彼は、垂直ルートで他のTEの2倍のレセプション(10)を誇り、次に近いTEより103ヤード多くレセプションヤードを稼いでる。
しかも、今週のゲームではWRの位置から4キャッチで113ヤードを稼いでる。
これは、Next Gen Statsが始まって以来、タイトエンドとしては最高の記録だ。
198cm 111kgで、こんなキャッチを軽々と見せてくれる。
タイトエンドがワイドアウトにセットすることで与える脅威に加えて、ワイドレーシーバーが与える脅威も併せ持つ。
あちこちにポジションを変えながらディープに脅威を与える彼を、どうカバーするのか。
ディフェンスコーディネーターには、ユニコーン退治という、また新しい課題が生まれたことになる。
TEとしてはドラフト史上最高の全体4位で指名された注目のカイル・ピッツ。
期待に違わぬ活躍を見せる彼。
ユニコーンは、永遠のプロトタイプと呼ばれるタイトエンドの完成形なのだろうか…
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