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NFL 2021 ワシントン・フットボールチーム 「ブランディングの長き旅」

2020のNFLで最もショッキングだったこと。
それは、ついにワシントン・レッドスキンズが、その伝統ある勇猛なロゴと名前を剥奪されたことだ。
2年間でブランドを再構築すると宣言し、NFL界の名無しのオプになってしまった彼らだが、ようやく候補が絞られてきたようだ。

3つの候補?

“I REALLY like [redacted]!” の動画を見ると、名前は伏せられているが、どうやら3つの候補に絞られているようだ。
そして、そのうちのひとつが、とても気に入った様子。

2022年にならなければ発表されないだろうけど、とても気になる。

Washington Journey

特設サイトを設けてオープンにアイディアを募集して、それを公開してきた彼ら。
今披露されてるものの中に、その候補は存在してるんだろうか?

Join the Washington Football Team Journey! It’s a new era for the Washington Football Team. WashingtonJourney.com is the official place for updates on the process of the Washington Football Team rebrand.

情報源: Homepage – Washington Journey

レッドスキンズという名前

NFLを知るようになった頃、日本的な感覚には馴染みのないチーム名に興味を惹かれた。
49ersなんて、どういう由来なの?と思ったものだ。
特にレッドスキンズは、日本的ではないネーミングセンス、勇猛なネイティブ・アメリカンの渋くてかっこいいロゴに強いインパクを覚えた。
そして、この曲だ。

Sam Shreiber’s dance band played at Griffith Stadium and RFK. His legacy, though, may be his recording of a jazzy fight song.

情報源: This 100-year-old is responsible for arranging ‘Hail to the Redskins’ – The Washington Post

タッチダウンを上げた後、豚っ鼻をつけた観客たちが、肉声で大合唱する姿。
映し出されるその姿に、文化そのものを感じたことを覚えてる。

80年代のレッドスキンズ

今思えば、1980年代のレッドスキンズは、最初にファンになったチームだろう。
当時、ジョー・モンタナもバリバリの全盛期だったし、ウェストコースト・オフェンスが確立されていく様子は、バックフィールドのパスコースなんか見てると面白い。
しかし、そんな49ersより、ジョー・ギブス率いる2TEシステムに僕は惹かれた。

JOE GIBBS
“Whatever it took to win, he could adjust his personnel to do it.” – Dick Vermeil

Joe Gibbs, a member of the Pro Football Hall of Fame, was one of the most successful head coaches in NFL history. A three-time Super Bowl champion with the Washington Redskins – each with a different quarterback –

情報源: NFL 100 | NFL.com

ホグスと呼ばれた強力なオフェンスラインの背後から、ディーゼルと呼ばれたパワーバックが飛び込んでくる。
そうして、ジョン・リギンスは最初のアイドルだった。

1982
WASHINGTON REDSKINS

“In my heart, in my mind, even back as a kid this was America’s team.” – Dale Earnhardt Jr.

情報源: NFL 100 | NFL.com

ここんとこ、新しいチームは、ジャガーズとかパンサーズとかシンプルなものが多い。
僕としては、ひとひねり欲しいところだけど…
昨年、どうにかこうにか地区優勝を遂げた彼ら。
新しいチーム名が、栄光の80年代を超えていくキッカケになるようなものになるといいよね。

 

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