ジャクソンビル・ジャガーズのYouTubeチャンネルでは、毎週の試合でキーになったプレイの解説動画が公開されている。
特筆すべきは、その解説をジャガーズのコーチ自身がおこなっているということだ。
How O-line & TEs made way for James Robinson’s 50-yard touchdown
第3週のロサンゼルス・チャージャーズをアップセットというには、あまりにも鮮やかに撃破したジャクソンビル・ジャガーズ。
50ヤード上、4th & 1でコールされたプレイが「ロンバルディ」だった。
TE3人を投入したプレイは、一発TD。
RB ジェームズ・ロビンソンは、正真正銘ノータッチでエンドゾーンに駆け込んだ。
なぜ「ロンバルディ」と名付けられたのかといえば、それはあのヴィンス・ロンバルディに起因している。
彼がスイープを解説する、あの有名なフィルムに登場する”Seal here!Seal here!”のフレーズ。
そのコンセプトに基づいているからだ。
最近で最も有名になったプレイコールは、「フィリースペシャル」なんてシンプルな名前だっただけに、こういうウィットに富んだネーミングは楽しいよね。
日本でもレジェンドをもじったプレイコールは存在するんだろうか?
「プロフェッサー…」くらいにしておけば、怒られないんじゃないだろうか。
HC ダグ・ピーダーソン
Defense full of dogs 😤#DUUUVAL pic.twitter.com/5C33DItgIR
— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) September 26, 2022
昨シーズンとは全く別物のチームになったジャガーズ。
特にQB トレバー・ローレンスはPassing Score TOP 10にランクインするほどだ。
“This is a statement.”
(via @NFLFilms, @insidetheNFL)
pic.twitter.com/3z805fxY60— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) September 27, 2022
言ってしまえばコーチ陣が変わっただけのこと。
プレイは、選手がやるものだとはいうけれど、ここまで違うとコーチの力量というものを痛感せざるを得ないよね。
.@JasonKelce had to get the jacket swap from his former HC Doug Pederson. 😂💚 #JAXvsPHI pic.twitter.com/9AjA2oXhfl
— NFL (@NFL) October 2, 2022
コーチの能力差なんて僕には判別しようなないけれど、ダグ・ピーダーソンがどれほどの人物なのかは、感じることはできる。
以前のチームメイトからジャージ交換を求められたコーチなんて、僕は見たことがない。
間違いなく、このチームは強くなっていくのだろう。
スーパーボウルで「JAXスペシャル」にお目にかかれるのに、それほど時間はかからないじゃないだろうか…