NFL 2026:ラムズのキッキングの災厄とカージナルスのアップセット

CFBのBYUの見事なアップセットに続いて、第6週のNFLでもアップセットが生まれた。
なんと、ここまで全敗のロサンゼルス・チャージャース相手での一勝しかあげれていないアリゾナ・カージナルスが、ロサンゼルス・ラムズ相手に、見事、敵地での勝利を挙げた。

Next Gen Statsは、この一敗が、ラムズのプレイオフ進出の可能性を大きく引き下げたと分析している。

Cardinals vs Rams WILD Week 6 Ending

事前の勝率予測は、9割がたラムズが勝利を挙げるだろうというものだった。
だって、それはそうだろう。
ラムズは、2度目の本拠地開催のスーパーボウル制覇に向けて、万全のALL IN体制で、今シーズンに臨んでいるのだから。

ロサンゼルス・ラムズ:5年前より周到な「ALL IN」 – ALOG

覚醒したカージナルス守備

だが、この日の主役は、カージナルスの守備陣だった。
今シーズン、低迷を極めていたディフェンスが、突如として覚醒し、マシュー・スタッフォードにTDを一本しか許さなかったのだ。

詳細は不明だが、ブリッツやフロントのプレッシャーを増加するのではなく、カバレッジでひと工夫しているようだ。
カバレッジを目の当たりにしたマシュー・スタッフォードが、一瞬フリーズするという場面が、やたらと目についた。

パンターの初FG

ようやく同点に追いついたラムズが、逆転のPATを託したのは、なんとパンター。
先週のバッファロー・ビルズとの痛い敗戦でキッカーを入れ替えたラムズだった。
だが、なんとチームに加入したばかりのブレイク・グルーピーが、プレイ中のタックルで負傷退場することになってしまったのだ。

そうして、残り43秒、決めれば逆転というシビれる場面に、NFLではFGを蹴ったことすらないパンターのイーサン・エヴァンスが顔をこわばらせて登場することになった。

見事、成功させて、逆転を果たしたラムズだった。
だが、直後のドライブで再逆転のFGを決められ、またも敗戦を喫することになってしまった。

この日のカージナルスは、TDはあげることができずに、その得点の全てがFGによるものだった。
そんな負け方をしてしまうのも、今のラムズには皮肉が効きすぎているのかもしれないね。
ショーン・マクベイはキッキングの妖精に祟られているのだろうか…

NFC 西地区最下位

ラムズは、なんと、これで4敗目。
同地区対決での敗戦に、ついにNFC西地区の最下位だ。

そうして、この一敗が、ラムズのプレイオフ進出確率を大きく引き下げたとNext Gen Statsの機械学習は弾き出している。

ただ、2021年、初めての本拠地制覇のスーパーボウル制覇の年だって、5敗はしてるのだ。
今、4敗してるからって、もうシーズン終了ってわけじゃない。
あの年も、49ersとの3度目の対決を乗り越えて、スーパーボウルに進んだのだし。

まもなくマイルス・ギャレットも復帰する頃だろう。
アーロン・ドナルドはブランクを全く感じさせない動きを見せている。

膝が復調したマイルス・ギャレットが戻って来れば、いよいよ最新版のFearsome Foursome「恐るべき4人組」にお目にかかることができるだろうか…

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