タバコを吸わない世界線の時間軸に迷い込む

禁煙外来にもナニにも頼らず、素手でタバコをやめて1週間がするっとすぎて、もうちょいで10日が経過する。
興味本位でやめてみたけれど、予想以上に順調だ。

もちろんタバコは吸いたい。
ああ、今、パックからひとふり取り出して、火をつけて大きく吸い込む。
なんてことをやったら美味いだろうなぁ…と思う瞬間はいくつもある。

でも、その一本を吸った後のことを考えるとめんどくさいんだよね。
その一本だけ吸って、あとはしばらく吸わなくていいってことにならないんだよね、タバコの場合。
もっともそれは紙巻の問題で、葉巻ならば、そのインターバルはコントロールできるんだろうか?
しかし、葉巻ともなれば、これまた場所を確保するのが大変だよね。

この先、ひとりで、流転をしながら生きていくというのなら、ソロキャンプの道具一式に葉巻を混ぜ込んでおけば、それはそれで満ち足りたものになるのかもしれないね…

そんなことを考えてしまうのは、ヒロシのぼっちキャンプの映像をみている時が、最もタバコを吸いたくなる瞬間だからだ。
その焚き火を眺めながら、その火の匂いを嗅ぎながら、一服したら美味しいだろうなぁ…と思うんだよね。

だが、そうは言っても、現在の生活での、あとあとのめんどくささを秤にかけて、ガマンはできている。
そして、そのことにも慣れてきて、さして苦痛は感じなくなった。

一方で予想外にまだ慣れていないのが、時間が浮いてるというか、余ってる感覚…
手持ち無沙汰というのとは、また違う不思議な感覚なんだよね。

Geminiに聞くと、こんなふうに解説してくれるけど…

タバコを吸っていたときは、仕事や家事の合間に「よし、一息つこう」と強制的に1コマ5分ほどの明確な区切り(リセット)が入っていました。禁煙するとその区切りがなくなるため、1つの行動がずーっとダラダラと続いているように脳が錯覚し、メリハリがなくなって時間が長く感じられるのです。

今はその強力な区切りがなくなったため、映画でいう「場面転換(暗転)」がないまま、次のシーンがずっと地続きで始まっているような状態です。そのため、脳の疲労や退屈さがリセットされず、1日がやたらと長く、間延びして感じられてしまいます。

まあ、1日が短く感じられるようになるよりはマシなのかな。
こんなふうに1日を長く感じられるのなら、睡眠時間もがっつり確保しても大丈夫に思えてきた。
時間が足りないと思うと、どうしても、そこを削った方がいいんじゃないかと思っていたけれど…

タバコをやめただけで、時間の感覚がこんなに変わるなんて思わなかったな。
もしかして、タバコを吸わない世界線のパラレルワールドの時間軸に、僕は迷い込んでしまったのだろうか…

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