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povo2.0 惜しい!携帯料金って下がってないよね?

結局のところ、携帯料金って安くなってないよね?
面白い切り口のpovoも、2.0へのバージョンアップを発表したばかり。
だけど、惜しい!

3大キャリアの新ブランドは容量を下げただけ

どうして菅政権が、携帯料金の引き下げに執着しているのかは、わからない。
しかし、度重なる政権の重圧に負けて、3大キャリアが選んだ道は、廉価版のブランドをこしらえるということ。
そして発表されたプランは、安くなったと感じるものではなかった。
それは、ただ通信容量の上限を引き下げただけのシロモノだった。
それって、単価で見たらどうなんだろう?

世の中的にも、もう携帯料金は下がったという雰囲気になってしまったけれど、僕はしっくり来ていない。
1リットルのコーラが高いと言われたので、500ミリリットルのコーラを出しました。
なんてリリースされても、コーラが安くなったね!なんて感じる人はいないはずだ。

惜しい!povo2.0

ただ、その中で面白いと思ったのはpovo。
330円払えば、24時間データ使い放題になるというトッピングの存在だ。
ステイホームな状況が長引くとWi-Fiに頼るばっかりで、携帯の通信容量はあんまり減ることはない。
だとしたら、ベースは低く抑えておいて、旅行なんかでガッツリ使いそうな時だけトッピングをのせる。
なんて、フレキシブルに使えそうだ。

そして、先日、アップデートされたpovo2.0が発表された。

固定されたデータ容量を月単位で利用するのではなく、お客さまのお好きなタイミングで必要なデータ容量を購入し、使い始めることができるトッピングです。
ベーシックな30日間だけでなく、短期 (7日間) や長期 (90日間、180日間) のトッピングもお選びいただけます。60GB (90日間) なら実質20GB 1,967円 (税込2,163円)/月で利用することができます。

情報源: povo、基本料0円から始まるオールトッピング「povo2.0」を提供開始 | 2021年 | KDDI株式会社

おお!
と思ったけれど、冷静に考えると残念なところがある。
それは、それぞれのトッピングに日数制限があるところ。
これがなければ、とりあえず150GBをドーンと買っといて、あとはやりくりしてと本当にゼロから僕のやり方で自由にトッピングできたはずなのに…
しかし、iPhoneのことだけ考えれば、最有力候補。

iPadはどうするの?

廉価版ブランドに共通しているのは、iPadの存在をシカトしているところ。
問い合わせれば、みんな口を揃えてテザリングでいけます!と回答する。
いや、いいんだけどさ…
テザリングに頼りっぱなしのiPadって、その自由なモビリティを活かせてないんじゃないの?

親元の3大キャリアも、携帯の通信容量を分け与えるだけで1000円ほどの費用が発生する。
ようやくテザリングが無料というアタリマエの世界が実現しつつあるのに、敵はまだここにも残ってたいたとは…
しかも、もとの携帯プランは通信容量無制限なのに、シェアできるのは30GBまでと低い天井が軒並み用意されている。
あえて選ぶなら、その中ではテザリング無制限というアタリマエのことをただ一社だけ実行しているdocomoが選択肢になってくるんだろうね…

iPadをうまく絡めることができたところが、アタマひとつ抜け出すことができるんだろうか。
それとも、テザリング以外でiPadを使おうなんて輩は少数だからシカトしておいても大丈夫と踏んでいるのか。

せっかく5Gが行き渡ろうとしてるのにね。
こうして技術が進展しても僕らがそれを存分に利用できないのは、いつだって思惑とそろばんで成り立った妙な縛りなんだよね…

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