Finally、iPhone 15 Pro Maxに機種変更してしまった。
現在使用しているのは、iPhone 13 mini。
純正のアマチュアである僕が、Proの、しかもMaxに手を出すなんて、「豚に真珠」の謗りは甘んじて受けよう。
でも、そんな純正のアマチュアにも、ほしい機能があったのだ。
5倍ズームのカメラ
僕が、ぽちぽち撮影するなかで、1倍の、ズームなしで収まることはまずなかった。
何らかのズームアップが、そこには介在した。
もちろん、iPhone 13 miniでもデジタルズームで5倍まではいけたが、いちいちメモリを回した上で、シャギシャギの画像に我慢しなければならない。
自分自身が近づいたり離れたりしながら、ズームのメモリをいじくるのは、アマチュアであればあるほど、的確には動けない。
いっそ、ズームに強いデジタルカメラを別途購入しようかと思ったが、アマチュアでテキトーな写真しか撮っていない僕には、それこそ「豚に真珠」だ。
それなら、iPhoneのカメラを強化したほうが、シンプルでイージーなはずだ。
7種類のプロ用レンズなんて、とても使いこなせそうにはないけれど、ちょっとしたものを撮る時に、ズームボタンをちょいちょいタップするだけで簡単に済ませられるようにはなった。
大きなディスプレイ
そもそも僕が、iPhone 13 miniに機種変更したのは、伝統的な片手フリックの操作性を取り戻したかったからだ。
iPhone 3GSから始まった長い付き合いの中で、高機能化に比例するように巨大になっていったiPhoneは、僕の片手には収まりきれなくなっていたからだ。
ただ、iPhoneとの長い付き合いの中で、あらためて、僕の使い方も変化したと実感する。
まず、通話という機能を、ほとんど使っていない。
片手でかけたり、かかってきたり、慌ただしい電話のコミュニケーションというものは、僕の生活から、ほぼほぼ姿を消した。
煩雑にテキストを送りあうこともない。
つまりビージーな携帯電話から、ポケットに入るタブレットになったのだ。
だったら、ディスプレイが大きいほうがよくない？
Day Oneに、いんちきユビキタス・キャプチャーを続けているものとしては、片手フリック命！と思っていたが、冷静に考えれば、その頻度は高くない。
実際は、検索やら何やらで英語キーボードを利用する機会も多く、当然ながら、その時は両手で打っている。
その流れで、日本語も両手フリックしている場面も増えてきた。
そしてTumblrだ。
以前、iPadを手放したことにより、Tumblrに潜る快適さが損なわれてしまった。
iPad miniを購入しようかとも思ったが、ただ、そのためだけに？と思いとどまった。
iPad miniの8.3インチに比べれば見劣りするが、iPhone 15 Pro Maxの6.7インチもそこそこいける。
実際に13インチのMacBook AirとTumblrの見え方を比較してみると悪くない。
これなら、iPhone 15 Pro MaxだけでTumblrに深深度潜水を実行可能だ。
ブルーチタニウム
僕が今回選んだモデルは、256GBのブルーチタニウム。
上の画像は、ノンフィルター。
撮影スキルがアレなので、上手く伝わらないかもしれないが、上質の深いネイビーブルー。
話題のナチュラルチタニウムは、実際に見てみたが、僕には、あまり響かなかった。
動画撮影には手を出していない僕には、256GBという容量は、全く問題ない。
128GBでもOKなくらいだ。
ただ、このカメラにハマって、動画撮影に勤しむようになったら、256GBでは足りないかもしれないから512GBにしようかなんてアタマをよぎった。
ただまあ、そのときはその時。
そこであらためて考えればいいと割り切った。
保険のかけ過ぎは良くないとFPもいっているじゃあないか。
やさしい手触り
情弱な僕はチタニウムというものに知見がないが、しっとりと吸い付く手触りを感じる。
それがエッジを丸められたデザインと相まって、なんていうか、優しい風合いなんだよね。
もっとも、この先の汗ばむ季節に、どんな感想を持つかは、まだ想像できない。
軽く感じる
iPhone 13 miniの140gに比べれば、iPhone 15 Pro Maxの221gは約1.6倍。
相当に重たくなっているはずなのだけれど、不思議とあまりそれを感じない。
やはりチタニウムの軽さが、サイズに対する比重に影響しているのか…
ただ、調子こいて長時間操作していると、腕の筋に響くようになるので、実重量はあるわけだ。
裸族で行きたいけれど
結局、iPhone 13 miniにはいっさいのケース等を装着せず、裸族で押し通した。
落下させたこともあったけれど、ミゼラブルな事態に陥ることもなく、修理は未体験。
細かな傷はほんのりあるが、見た目だって綺麗なまんま。
できるなら、このiPhone 15 Pro Maxも裸族で通したい。
こと、あのやさしい手触りを味わってしまうと、余計なものを介在させたくない…
しかし、これまでと大きく変わるサイズ感にやらかしてしまいそうな予感もする。
なんだかんだでチタニウムは傷つきやすいなんてことも耳にする。
スティーブ・ジョブズのように、ついた傷さえも味わいとして愛したい気持ちは持っている。
ただ、先の機種変更を思うと、価値を下げたくないというセコい気持ちも働く。
やれやれ、ジョブズと通じ合うのは感覚だけで、財布の厚みが全く違うことを忘れていたよ…
