Movie & TV / 007

R.I.P.サー・ショーン・コネリー 浜美枝が語る「私が大人の女だったなら…」

6代目ダニエル・クレイグの引退作の公開日が決まらぬまま、初代が息を引き取った。
我々が007を失うのは、これで二人目ということになる。

映画で初めてジェームズ・ボンド役を演じた英スコットランド出身の俳優、サー・ショーン・コネリーが亡くなった。家族が31日、明らかにした。

情報源: 初代「007」俳優サー・ショーン・コネリー死去 90歳 – BBCニュース

原作者のイアン・フレミングは、3代目サー・ロジャー・ムーアのほうが原作に近いとお気に入りだったようだ。
ロンドンで生まれ育った彼には、紳士のたしなみも知らない粗野なスコットランド人は受け入れ難い存在だったのかもしれない。
しかし、ジョンブルの気位など知らない世間は、彼を、彼こそを受け入れた。
もし、サー・ショーン・コネリーがジェームズ・ボンドを演じていなかったら、シリーズはもっと短命だったはずだ。
ジェームズ・ボンドの魅力以外は薄っぺらな映画だったのだから。
しかし、サー・ショーン・コネリーがジェームズ・ボンドという男の魅力を確立してくれたおかげで、シリーズは長寿となり、ようやく映画作品としても堪能できる6代目ダニエル・クレイグのターンに僕らは出くわすことができたのだ。
もっとも、ジェームズ・ボンドという眩しすぎるキャラクターは、彼の役者人生に長いこと影を落としてしまったようだが…

https://alog4.tumblr.com/post/635765087108530176/rip-sean-connery

日本のボンドガール

誇らしいことに、我らがニッポンにもボンドガールが存在する。
それも、二人も!

若林映子

https://alog4.tumblr.com/post/635763920667377664/akiko-wakabayashi-1970s

浜美枝

https://alog4.tumblr.com/post/635764959861768192

数年前、ラジオ番組で浜美枝が007は二度死ぬの撮影秘話を披露してくれた。

東京一の日常会話が繰り広げられるここAVANTI。今回は、以前、女優の浜美枝さんがAVANTIにいらっしゃってお話されていた『007は二度死ぬ』の話。この作品でボンドガールをつとめた浜美枝さんが語る、その時の撮影秘話や初代ジェームズ・ボンド、ショーン・コネリーの素顔など、貴重なお話の数々にぜひ聞き耳を!

情報源: SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI PODCAST vol.349 | SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI – TOKYO FM Podcasting

女優の引退作として撮影に臨んだ若林映子の話や、オーディションから撮影中のエピソード、そしてギャラの話まで。
苦労人サー・ショーン・コネリーの素顔も興味深かった。
そして、彼女が後悔するようにつぶやく。
「私が大人の女だったなら…」

これを書くにあたって初めて知ったタイトルの意味も感慨深いものだった。

You only live twice: Once when you’re born, And once when you look death in the face.

原題はフレミングが来日した際に「松尾芭蕉の俳句にならって[2]」詠んでみたという英文俳句[3]「人は二度しか生きることがない、この世に生を受けた時、そして死に臨む時」[4]に由来する。また英語の慣用句「You Only Live Once(人生は一度っきり)」のもじりである。

情報源: 007は二度死ぬ – Wikipedia

イアン・フレミングが正しいのならば、たいしてカラフルでもない毎日をすり潰すようにやり過ごしていくのは納得がいくところではあるけれど…

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