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Tumblrから2個目のバッジをもらったよ「601 Limit Breaker badge」

またまたTumblrからバッジが贈呈された。
これは、リブロガーとしての勲章。
いや、Tumblr依存症の診断書といった方が正確かもしれない…

601 Limit Breaker badge

Limit Breakerなんてかっこいい称号は、なかなかもらえない。
すっかり気を良くした僕は、メッセージを翻訳してみることに。
すると、こんなことが書いてあった。

昨日 601 件の投稿を閲覧することで、このバッジを獲得しました。 あなたは、止められないスクロール能力で、他のアプリの途方もない夢を超えました。 彼らが自分の限界を数えるのに忙しい一方で、あなたは限界なく飛び越え、Tumblr の無限の驚異を受け入れています。

つまり、こういうことだ。
昨日、Tumblrのダッシュボードに潜り込んだ僕は、600以上のポストに目を通していたということだ。
なんのことはない。
ただただ深深度潜水していたことを褒められただけだ。
だからバッジにはメガネと目玉がデザインされているのか。

“601” Tumblr badge, which will be added to your Tumblr when have seen over 600 posts in a day. The badge is a red hexagon with glasses scattered throughout it, and the “0” in “601” is an eyeball. You wanted it & we’re givin it to ya soon.

つまり、あなたも今すぐLimit Breakerになれる。
インフルエンサーでなくても、フォロワー数がどうだろうと、あなたの努力オンリーでLimit Breakerに認定してもらえる。
肝心なのは、これによって、あなたの影響力はいっさい高まることはない。
まして、マネタイズに結びつくことなどもない。
ひとつ訂正しておこう。
Tumblrに潜り続けることに、そもそも努力は必要ない。

二つ目のバッジ

Anyway、これでTumblrから贈呈されたバッジは二つ目になる。
ひとつ目のバッジは、これだった。

いつものようにTumblrに潜ろうと思っていたら、見慣れぬ知らせが届いていた。 それは、Tumblrからのバッジの贈呈だった。 このバッジのデザインの由来もいっさい謎のままだ。

情報源: Tumblrから「トップ投稿者」クラブバッジをもらったよ | ALOG

Tumblrの僕のアカウントには、勲章のようにふたつのバッジが輝いている。

バッジを表示したTumblrアカウント

で、どうせなら、僕のTwitter、いやもうそれは旧姓か。
X
なんかしっくりこないけど、とにかく、それのプロフィールのヘッダーにも表示させてみた。
こういう作業は、もっぱらKeynoteの出番

‎Twitterのヘッダーにタンブラーのバッジを表示

わからない人は、全く気にも止めないだろう。
そうして、わかる人には絡んじゃダメなアカウントだと注意喚起できる。
やばい!あいつはTumblr中毒者だと。

赤字なTumblr

Tumblrの本当の価値をわかっているマット・マレンウェッグにより、WordPressのAutomatticがTumblrを買収したときは、tumbleloggersの皆さんにおかまれましては、大変安心されたことでしょう。
あれから4年。
やっぱりTumblrは赤字に苦しんでいる。

 

According to Mullenweg, Tumblr is spending about $30 million more than it makes each year.

情報源: Tumblr is losing $30M each year, CEO says | TechCrunch 

破格の4億円で買収できたとはいえ、毎年、その10倍の40億円の赤字を生んでいる。
そもそもマット・マレンウェッグは、大儲けするためにTumblrを買収したわけではないだろう。
しかし、純粋なインターネット・カルチャーの保護のためだけに、そこまでの身銭を切る義務も、彼にはない。

そもそもネット企業が、どのように収益を上げているのかなんて、情弱な僕にはピンとこない。
僕の想像力は、Googleの広告収益あたりで打ち止めになっている。
だから、スパイツールのようにタダでばら撒かれたメッセンジャーアプリが、どのように儲けているかなんて、それは全くの蚊帳の外。

ただ、ネットとマネタイズは、いつからか強力なパートナーシップを築いてる。
YouTubeに人が群れるようになったのは、それが儲かると明るみになってからだ。
ブログでさえ、始めようとすれば、こんな質問を突きつけられる。
「どんなカテゴリーで、何を売るの?戦略は、あるの?」
日記に毛の生えたようなものは、ブログとは呼べないんだぜと叱られる。

手っ取り早く始められる副業、あわよくば大儲け。
そうした匂いのするものには人が大勢押し寄せるが、そうでないものは見向きもされない。
人が欲しているものは、インターネット・カルチャーではなく、ネットを使ったマネタイズなのだ。
そうして、そこでは、マネタイズの手法がそれ欲する人たちにコンテンツとして再生産されていく。
幸か不幸か、Tumblrのダッシュボードには金の匂いはしない。
ここにいる人は、あるいは、ここにいるときは、人は金のことを考えたくないのだろう。

Tumblrの使いづらさ

オープンなTumblrは、今のうまくいっていない状況と、これからの戦略をTumblrのコアプロダクト戦略として公開している。
その分析の中で、根本的な問題として挙げられているのがTumblrの使いづらさだ。
僕自身は、使いづらいと思ったことはない。
しかし、始めた当初、そのガイドの少なさに苦労した。
他のSNSと比べてガイド本は皆無に近い。
日本語で現存するものは、古文書のように古すぎて使えない。
触れてあるブログも存在するが、それらは通り一遍で、深みも広がりもない。
結局、ダッシュボードに潜り込んで、ひたすらリブログすることで、付き合いを続けてきた。
オーナーの代わったInstagramが築いたシェアリングの障壁とも戦いながら。

なんだかんだで10年になろうかというTumblrとの付き合いだけど、僕が見ている景色は、あんまり変わらない。
肌色の問題でユーザーが著しく減少したというけれど、僕に見えているものはそんなに変わっていないのだ。
そのことについても、マット・マレンウェッグは、オープンに語りかけていたよね。
Tumblrには、このままでいいから頑張ってと伝えたい。
でも、要望はある。

Safariの公式ブラウザ拡張機能

TaberarelooTombfixも失ってしまった僕らには、公式ブラウザ拡張機能だけが頼りの綱だ。
しかし、いまだにSafari版はリリースされていない。
では、ChromeかFirefoxを使えばいいじゃないかと思われるだろうが、日本語タグの入力時の問題が、何年も解決されていない。
だから僕は、以前リリースされていた公式ブックマークレットをSafariで、まだ使い続けている。
Safariなら日本語タグの入力で問題が発生することはないからね。

最強の検索機能の復活

タグはもちろん、全文検索にも対応していた最強の検索機能
それは突然やってきて、なんのリリースもなくいなくなってしまった。
時折、復活したかもと思わせる動作を見せることもあるけれど、いまだ正式には復活していない。
現在、僕の投稿数は372,011。
Evernoteなんかより僕の第2の脳に近いTumblrには、かなりのお宝が眠っているはずだ。
それらを検索で掘り起こして、たまにはスローバック・ポストでもしたいじゃない。

Twitterでさえ、青い鳥が逃げ出してしまった現在、Tumblrの将来については、全くもって楽観視することができない。
もし次に買収があるとしたら、それは思いっきり肌色の企業になってしまうんだろう。
でも、肌色づくしのTumblrを、僕は望んでいるわけでもないんだよね。
もしTumblrが消滅するとき、それは単なる企業の倒産ではなく、インターネットのカルチャーが失われてしまうことを意味することになるはずだ…

Tumblr – カルチャー、アート、カオス

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