たいして記事を書いていないくせに、いざブログに手をつけようとすると、急にめんどくささを感じたりする。
ぽちぽちテキストを打つのは苦にならない。
が、WordPressのというか、ブログの文法に基づいてあちこちメイクアップしながら記事と呼ばれるものの体裁に仕上げるのにくたびれる。
あーだこーだで長くなってしまう、ブログ特有の長いタイトルにも嫌気がさす。
Mediumだったら、もっと楽チンに打って出しで済むんじゃないだろうか。
Mediumのシンプルさ
以前、Mediumが始まったころ、少しいじっていたので、そのシンプルさは肌で感じている。
あれこれカスタマイズできないかわりに、ただぽちぽちテキストを打てばいい。
テーマはいじる必要もなくシンプルだし、あのころ変更できなかった明朝体のフォントは今はゴシック体が採用されている。
WordPressのブログを始めてしばらくしてから、その存在を知った僕は、その前にMediumが存在していたら、そっちで始めていたことだろう。
タイトルの一覧を見ても、ブログ特有の長ったらしいものではなく、すっきりとしたものが並んでる。
きっとタイトルに余計な気を使わずに書けるプラットフォームということなのだろう。
ちょっと待った！2019年からのワードプレスブログ運営。よくよく慎重に検討するべき理由
長いつぶやき
みんな記事と呼ぶから、僕も自分の書いたものを記事と便宜上呼んでいるけれど、本当は記事だと思ったことはない。
こんなの、ただの長いつぶやきだ。
だからお役立ち情報も、刺さるものも一切含まれていない。
Twitterではちょいと持て余す、記事とは呼べない長いつぶやき。
そういったものなら、シンプルにMediumでぽちぽち打てばいいと思うわけだ。
Tumblrのオトモダチ
気楽なプラットフォームといえばTumblrもある。
ロッテがいた頃の川崎球場みたいなこのWordPressのブログと違って、僕のTumblrはそこそこのにぎわいがある。
それを使えばいいんじゃない？
あなたはそう思うかもしれないが、二つの理由でそれはあきらめた。
第一にあのプラットフォームは、中文以上の一定量以上のテキストを読むのに適していない。
もちろん、ブラウザ経由でカスタマイズしたサイトに来てもらえれば問題はない。
だが、僕のオトモダチはほとんどがアプリのダッシュボード経由。
そうなると、一気に長いテキストが読みづらくなる。
第二にTumblrのオトモダチは、僕に興味がない。
僕のリブログするものに興味があるのであって、僕自身が生み出すサムシングにはたいして興味がないだろう。
そこからWordPressのブログに来てくれるオトモダチもいるけれど、皆無ではないというレベル。
結局、僕はWordPressに踏みとどまることにした。
変えるべきはプラットフォームではないのだ。
つぶやくように書けばいい
ようやくしっくりくるテーマElmastudioのUkuに出会えて、もうまったくいじる労力は必要なくなった。
エックスサーバーのWordPress専用クラウド型レンタルサーバー『wpX Speed』
も快調でスピードアップのためのサムシングは一切やっていない。
愛着が湧いていることもあるけれど、プラットフォームを変えたからといって、この流行らないブログが急激にアクセスされることもないだろう。
だから、変えるべきは書き方なのだ。
ブログの文法を気にしながら、あーだこーだといじるのではなく、ただそのまま書けばいい。
どうせ、長いつぶやきしか書けないのだ。
タイトルも文字数も気にせず、そのままつぶやけばいいのだ。
どうせ川崎球場レベルの集客にすぎない。
誰からもクレームが出ることもない。
どうせ、世界は個人ブログを必要としていない。
だから必要としている僕自身のために気持ちよく書けばいいのだ。
それは、プラットフォームに依存するものではないだろう⁈