ほぼ日手帳 2022の1ヶ月にも及ぶキャンペーンで、またまた刺激を受けている僕。
うまく使いこなせないことはわかっているのに、ほんとに毎年性懲りもない…
でもグラグラ刺激を受けるのには理由がある。
ユビキタス・キャプチャー用の手帳は、野帳がその不動の座に収まった。
しかし、そこからサルベージしてブラウザとなるべき手帳がずっと決まっていないからだ。
ユビキタス・キャプチャー用の野帳
スタイリッシュかつ実用的なアップデートに、野帳は僕のユビキタス・キャプチャー用の手帳の座に返り咲いた。
情報源: 「野帳」レビュー!スタイリッシュな外見よりも実用的な中身のアップデート | ALOG
さらには、今頃になってはじめてその衝撃の「ぬるサク」感を知ってしまったエナージェルも加わって、快適に書き散らしている。
iPhoneではDay Oneが手離せなくなっている。
それはTwitterの手軽さで、僕のつぶやきから写真から、なんでもかんでも手軽に取り込んで僕以外には非公開のTLを形成してくれる。
様々なアプリやサービスがある中で、どうしてもDay Oneが手離せない理由がある。 On This Dayという独特の機能がそれだ。 「あの日、あなたはこう書いた」と、それは教えてくれる。 ほぼ日5年手帳みたいなことをやってくれるのだ。 こちらは5年という期間にも、書く量にも制限がない。
情報源: Day Oneを手放せない理由「On This Day」 | ALOG
かくも僕のユビキタス・キャプチャー環境は充実しており、しばらくはフィックスされていることだろう。
ただ…
書き散らしっぱなしなのだ。
振り返りとサルベージ
ユビキタス・キャプチャーでも強く推奨されている、レビューをほとんどやっていない。
書きっぱなしで全く振り返っていないのだ。
もちろん大半は書き捨てて終わりのものばかり。
しかし、残しておきたい、残さなきゃならないものもある。
書き「出す」という行為
書き「出す」とはよくいったものだなぁと最近つくづく思う。
いわゆるジャーナリングが心理的に及ぼすポジティブな効果が、ここんとこよく語られる。
自分の中に、もやっとあるもの。
それを書き出す。
ネガティブなものは、文字通り出して捨ててしまえばいい。
カラダから毒素を排出するように。
ポジティブなものは、あらためて、どうしてそれがポジティブであるかを確認し、また飲み込んでしまえばいい。
そうしてカタチを確認して飲み込んだポジティブなものは、そうそう容易く埋もれてしまうことはない。
だから、キャプチャーしまくった、書き散らかしたものの中からサルベージしたものを、いつでもブラウズしておけるような環境が必要だ。
あるいは、サルベージという作業を通じて、良いカタチを飲み込むための時間が。
ブラウザ用の手帳
そうして振り返ってサルベージすべきものを、どこに記しておくべきか。
それがずっと何年もの僕の課題だ。
ユビキタス・キャプチャー用の手帳に別ページをこさえる手もある。
しかし、消費スピードの早い野帳では、振り返るべき対象が何冊にも及んでしまう。
テーマごとに野帳をわければいいのかもしれない。
しかし、人生はいつだって分類不能だ。
そのたびに新しいタグ付けが必要になる。
きちんとカテゴリー分けできるのは、きっと終いの時なのだろう。
1日1ページというフォーマット
であれば、1日という絶対的なページで括っておくべきなのだろう。
「その日」というくくりでサルベージするそれは、日記というクラシックな呼び名でもかまわない。
ユビキタス・キャプチャー的に言えば、デイリー・レビューということになるのかもしれない。
その日、キャプチャーしたものから、サルベージすべき、したいものをえらんで1日1ページに転記する。
あるいは、書きながら浮かぶ思いもあるかもしれない。
そして何より、その時間を設けること。
忘れたくない日を忘れなくするためなら、安い投資だと思いませんか?
USキーボードの快適さで
さて、そんな僕が気になっているのは、ほぼ日Plannerだ。
情報源: Planner / 概要 – 全タイプ解説 – ほぼ日手帳 2022
Plannerでは基本の色をチャコールグレーで統一していますが、日曜のページのみ赤で印刷して目立たせています。
情報源: Planner / 概要 – 全タイプ解説 – ほぼ日手帳 2022
オリジナルよりもすっきりとデザインされたそれは、USキーボードの快適さをもたらしてくれるんじゃないだろうか。
僕はPowerBookのころから、自腹で自前でUSキーボードを愛用してきた。
追加出費のいらなくなった現在の環境は、本当に喜ばしい。
もちろん動機は、みてくれのかっこよさ。
だが、数年使い続けていると、その実用性がよくわかる。
視界に飛び込んでくる情報が少ない。
たまに日本語キーボードを使う機会があると、「かな」という情報が上乗せされてごちゃっと混雑したセカイが視界に飛び込んできて、やたらと疲れを感じてしまう。
ふと思いついた何かが、そのごちゃっとした雑音で吹き飛んでしまうこともある。
だから、雑味が間引きされたほぼ日Plannerのデザインは、邪魔をしない快適さをもたらしてくれるんじゃないだろうか。
バレットジャーナルを自在に操れる上級ハッカーなら、無地のノートこそが使いやすいだろう。
しかし、僕はHKKBの無刻印キーボードが操れるようなハッカーじゃない。
USキーボード程度のシンプルさがちょうどいい。
あれ?
いつの間にか、ほぼ日Plannerを僕が買う流れになっているな…
そう!書いていくことで、思わぬ結論に導かれることもあるのですよ、みなさま…