手帳と文具 / Quo Vadis

2025年はRHODIA ウェブプランナーで行こう!

2025年は、RHODIA ウェブプランナー A5を再登板させることになった。
ポイントは明確だった。
でっかい月間ブロックカレンダー、そしてクレールフォンテーヌの聖なる紙だ。

2025年の限定カラーはショコラ

『新色』ロディア【2025年1月始まり】手帳 ダイアリー A5・週間レフトタイプ 『ウェブプランナー ウィークリーホリゾンタル』 ショコラ Rhodia cf117052

シックであたたかな色合いは、MADE IN FRANCEの底力を感じる。
オリンピックでは、賛否渦巻く開会式をやってしまったお国ではあるが、こと文房具においては、僕の信頼はいささかも失われてはいない。
現在の冷え冷えとするセカイにおいては、このショコラのあたたかみを僕は必要としているのだろう。

ラインアップは3色で、色だけでRHODIAと認識できるオレンジと、つぶしのきくブラックは定番化されている。

でっかい月間ブロックカレンダー

僕がA5サイズを選んだ理由はシンプル。
でっかい月間ブロックカレンダーが欲しかったからだ。
そして、これが能率手帳が最終選考を勝ち抜くことができなかった理由でもある。
手に収まるサイズで、ガントチャートでシンプルにハビットトラッカーとして能率手帳を使用してみたいというアイディアも捨て難かった。
だが、僕の行動を振り返ってみると、過去のコトをパッと振り返ろうとする時に、反射的に月間ブロックカレンダーに手を伸ばしている。
であれば、そこを充実させるべきだと考えたのだ。

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A6サイズのコンパクトさよりA5サイズを選んだのも、同様の理由だ。
もう僕は、肌身離さず手帳を持ち歩く生活をしていない。
なんとかジャケットの内ポケットに収まるものを探すような生活とは縁がない。
だから、より大きなサイズのものを選んだのだ。
たくさん書けるからというより、余白が生まれるからというのが、その理由だ。
ビッチリ何かを書けるほど、僕の生活はビージーでもドラマチックでもない。
ただ、時折、ささやかな忘れたくないことに出くわすことがある。
そのドミナントが埋もれてしまわないためには、まわりを余白で保護してあげる必要がある。

聖なる紙 クレールフォンテーヌ

そのような僕の活動習慣において、つまり月間カレンダーをパラパラ捲るという行動においての紙質が次のポイントだ。
一旦、書き心地はあっちに置いといて、ただ捲るという行為において、薄いペラペラの紙と僕の相性は良くない。
なんていうか、うまくめくっていくことができない。
それをやるなら、もっとハリとコシのある紙の方がいい。
その強さと、どんな筆記具も受けとめる心地よさを兼ね備えた紙を、僕は知っている。
RHODIA ウェブプランナー A5は、それを持ち合わせている。
クレールフォンテーヌの聖なる紙だ。

オートマチック開閉

立派な栞も一本ついているが、忘れていけないのは、ミシン目のオートマチック開閉が備わっていること。
ぺりぺりちぎって生み出されるブックマークは、オートマチック開閉の名前通り、すぐに目的地に導いてくれる。
クオバディス育ちの僕には、心強い戦友だ。

Weekly Horizontal

でっかい月間ブロックカレンダーが充実するのなら、もうソレのみでもいいかなとも考えた。
ロディアには、月間ブロックだけのラインアップも存在する。

でも、やっぱりと思い直したのは、未だ身につかないウィークリーレビューの習慣のためだ。
ユビキタス・キャプチャーと称して書き散らしたアレコレを、僕はいまだに放置したまんま。
まあ、そのほとんどは振り返る価値のないゴミくずばかりだとは思うけれど…

Anyway、まあ、やってみなければ始まらない。
嫌気がさしたら、やめればいいだけの事。
ビージーな予定をタイムライン通りに書くのに適しているバーチカルより、コトやテキストを書いていくのなら、ホリゾンタルの方がしっくりくる。

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よく見ると、1日のスペースの中に小さなメモリが見える。
左右と真ん中の3箇所に。

もし、あなたが手帳ハッカーなら、簡易的なタイムラインに使ったり、何かのリストの補助線にしたり、有効活用のハックを見つけられるんじゃないだろうか。

なぜ書いてる?

今回あらためて、僕は、なんで手帳が必要なんだろうと考えてみた。
ビージーな日々を乗り越えているわけでもなく、湧き上がるアイディアを捉えておく必要もない。
Day Oneやら測量野帳やらに書きつけるユビキタス・キャプチャーや、いんちきジャーナリングに関してもそうだ。
なんで、そんなことやってるんだろう?

ぼんやり潜ってみると、浮かんだのは、3つ。

僕は、何をした?
そして、何をしている?
これから、何をしたい?

それらを自分から聴き出そうとしているんじゃないだろうか?
付き合いが長いくせに、一向に理解できない自分という存在。
そして、付き合いが長くなるほど、その謎は、より深まっていく。
そんなミステリアスな自分という存在から、何かヒントを引き出そうとしているんじゃないだろうか。
底の浅さは身に染みているくせに、なかなかソコにさえ辿りつかない人間の、ささやかな努力。
いや、何かの抵抗と言う方が、気分的には、しっくりくるのかもしれないね…


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