「夢と狂気の王国」見た人のためのレビュー「運と縁と愛と憎」

スタジオジブリのドキュメンタリーと称するものを、テレビでよく目にした。
しかしあれは、あくまで宮崎駿監督の制作現場のドキュメンタリーであって、ジブリそのもののドキュメンタリーではなかったと気づかされる。
ジブリという森のなかでは、人々の物語と感情がツタのように絡み合っている。
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「探偵はBARにいる3」見た人のためのレビュー(5)「4年の熟成期間とナポリタン」

前作から4年の間、音沙汰がなく、自然消滅しちゃったかなぁと思っていた。
内容的に失速してしまった2作目を見れば、致し方ないのかと。
だから、時間をかけて持ち直した本作の登場は、素直にうれしい。
正直言うと、あまり期待していなかったのだから…

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「探偵はBARにいる3」見た人のためのレビュー(3)「ちょっと頑張る高田の事情」

今度の高田は一味違う。
できることなら一日中寝ていたい男から、もっとも遠いところにある努力というものを嗜み、なんと呼ばなくても現れるのだ。
それには、いくつかの事情がある。
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「探偵はBARにいる3」見た人のためのレビュー(2)「モンロー姐さんと探偵の再会」

岬マリの過去を調べるため、探偵は足を洗ったモンロー姐さんと再会することになる。
短いやり取りに人生の機微があらわれている、なんというか深いシーンだ。
素面で見るには荷が勝ちすぎるかもしれないが…

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「探偵はBARにいる3」見た人のためのレビュー(1)「空っぽで馬鹿な女」

「生きたいとも死にたいとも思わない。ただ、息を吸って吐いてるだけ。」
岬マリは、空っぽで馬鹿な女だ。
空っぽな自分を自覚しているから、簡単に命をかけてしまう。
馬鹿だから、あんなことに命をかけてしまう。
もっとも、その命は、すぐそこで有効期限が切れてしまうのを知ってはいたのだが…

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「LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門」見た人のためのレビュー「用心棒の代償」

僕らは、石川五ェ門のはじめての姿を目にすることになる。
血しぶきを上げ、返り血を浴びながら、躊躇なく人を斬り捨てていく彼の姿を。
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「Re:LIFE〜リライフ〜」見た人のためのレビュー「ただ書き直せばいいんだよ」

練りに練ったシナリオは、いつだって書き直しの憂き目にあう。
そうして、それを迫るのは、いつだって自分以外のナニカ。
自らが進んで書き直すことはないだろう。
ヒュー・グラント扮する脚本家のキースも、その人生に、その状況に、自らの人生の脚本の書き直しを迫られる。
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「ドラフト・デイ」見た人のためのレビュー「デスパレートなGM」

NFLの中で、もっともデスパレートなGM(ゼネラル・マネージャー)のサニー。
自らが解雇したヘッドコーチである父親を亡くし、彼女に妊娠を告げられ、そしてドラフト当日を迎えることになる。
それよりも何よりも、彼のチームは、あのクリーブランド・ブラウンズなのだ。
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