モレスキンの上に並べたエナージェル 0.7mm インディゴブラック & オレンジ & ラフグレー

エナージェル 0.7mmをモレスキンにインストール

その使い方が定着してきたモレスキン。
使い方に迷いがなくなれば、ユビキタス・キャプチャーも止まらない。
ばしばしキャプチャーするようになる。
ただ、そうなると、ちょっと物足りなさを感じるようになってくる。

僕の描くスピードに、インクが追いついてこない。
あの白い悪魔 アムロ・レイが、実戦経験をふんだんに積むようになってくると、試作機仕様のRX-78-2の遅い反応にイライラを募らせるようになる。

僕はニュータイプではないけれど、その感覚がわかるような気がする。

そうして、モスク・ハン博士がマグネットコーティングという解決策を施した。
それは、モビルスーツの関節をマグネットの力でなめらかにするというもの。

前置きが長くなった。
そう、僕がエナージェルを、それも0.7mmをインストールしたのは、そのなめらかさを欲してのことだ。

ぬるサクなのは知ってたよ

5年ほど前に、エナージェルは20周年を迎えていた。
僕は、大変遅ればせながら、そのとき初めてエナージェルの書き心地を知り、衝撃を受けたのだ。

うっかり試し書きなんてするもんじゃない。 僕は、初めて体験したエナージェルの至高の「ぬるサク」感に衝撃を受けて…

エナージェル発売20周年の今になって初めて知った衝撃の「ぬるサク」感 – ALOG

ぬるぬる書けるのに、そうしたインクの弱点を補っていて、本当にサクッと乾く。
当時使っていた、「インクに恋する紙」なんてロマンチックな呼び名を持つ、クレールフォンテーヌの聖なる紙と組み合わせれば、脳がとろけ出すほどの快感を生む。

0.7mmでなければならない

僕が、その恍惚感に溺れたのは、0.7mmだった。
ただ、0.7mmという太さは、書いてる時はこの上なく気持ちいいが、書き終わってしまうと、やっぱり、その文字は太い。

では、0.5mmにサイズダウンさせればいいじゃないかとおっしゃるかもしれないが、0.7mmでないものは、僕にとってのエナージェルではなかった。

そうして、他のインクに逃げて、折り合いをつけてきた。
書き心地は、ちょっと落ちるけど、字が、そこまで太くないからねと…

ほぼ日手帳 weeksを使うということも、エナージェルを遠ざける要因の一つになっていた。
限られたスペースに書き込むには、細字のものでなくてはならないと。

あなたの選択は?

あれこれの筆記具や手帳やらを使ってきて、分かったことがある。
この文房具の世界には、Shohei Ohtaniは存在しない。
160kmの豪速球が投げれて、ホームラン王まで獲得するような存在はいないのだ。
まあ、文房具以外の世界でも、そんな存在は聞いたことはないが…

だから、あなたは選ばなくてはならない。
優先するもの、犠牲にするものを。

そうして僕は今回、書き心地を最優先にした。
どうせ字が汚いのだ。
文字が太いかどうかだけが、美しさを損なう理由じゃない。

それに僕の書いたものは、美しく見栄えするようなレイアウトを組むためのものではない。
素早く、心地よくキャプチャーするために最適な書き心地を与えてくれるもの。
そうなれば、エナージェル 0.7mmを選ぶべきだ。

そうなると、モレスキンを捨てなくてはならないかもしれないという不安が湧いてきた。
モレスキンの紙質がどん底の頃を脱しているからといって、もしエナージェルの書き味を損なうようなものであったなら、せっかく使い方が定着してきたモレスキンを捨て去って、クレールフォンテーヌの聖なる紙を降臨させなければならないのかと。
そうなると、モレスキン特有の気持ちのいい黄金比のサイズにも、お別れをしなければならない。

結果から言えば、モレスキンの紙は合格だった。
比べれば、クレールフォンテーヌの聖なる紙が優ってる。
でも、悪くない。
そうであれば、モレスキンの黄金比のサイズを選ぶ。

ほぼ日手帳 weeksも、もうチマチマ使うのは止めにした。
ブログについては、やれフォントサイズが、余白がと言ってるくせに、あの手帳にだけは、みっちり書こうと思うのも無理があるだろう。
いいじゃないか、余白たっぷりとって、太い文字でドーンと書いていけば…

インディゴブラック & オレンジ & ラフグレー

僕が、今回購入したのは、この3色。

いわゆる黒だと、0.7mmでは、さすがに強いかなと思って、バリエーションが豊富になったブラックからインディゴブラックをチョイスすることにした。
以前、ボルドーブラックを使ったことがあるが、今回は紫みは除外しようと思った。
ブルーブラックは、色自体があんまり好きではない。
じゃあ、藍色を持つブラックにしようと思ったのだ。

グレイ & オレンジは、現在の僕のマイブーム。

グレイ & オレンジ:Macのルックを変えて気分を変えよう – ALOG

あんまり使い道は厳密に考えずにノリで買ってしまったのだが、もう、この3色のボールペンだけで、ほぼ回せないかと思ってる。
僕は、三色ボールペンHackに挫折した男なので、書くのは黒一色。
それを後から、マーカーやらサインペンやらで、囲ったりマーキングしたりという感じ。
その、囲ったりマーキングしたりを、オレンジ & ラフグレーに担ってもらおうと思ってる。

特別なマーキング以外は、やっぱりボールペンの機動力は、重宝するよね。

エナージェル インフリー 3色ボールペン

使いながら思ったのは、久しぶりに3色ボールペンが欲しいなぁ…と思った。
ひとつのペンで、ノックするだけで、インディゴブラック & オレンジ & ラフグレーを切り替えられたら、それはきっと気持ちいいことになる。

現在も3色ボールペンは販売されているが、そのインクの組み合わせは、OLD SCHOOLと愛嬌を持っても呼べないほどに保守的だ。

しかし、これだけのカラーバリエーションを誇るインクの中から、どの組み合わせを選んで販売に踏み切るのかは、ぺんてるにとっても負担になるはずだ。
だから、容れ物だけ販売してくれればいい。

エナージェル インフリーの透明のクリアなテイストで、3色をノックできる機能を持った容れ物だけ販売してもらう。
そうしてユーザーが、好きな色と太さのインクをセレクトして装着するのだ。

ちょっと太くてコロコロした、かわいいボディが登場したら、ロングライフな製品のギアをもう一段上げることができる。
まあ、そんなテコ入れしなくても、恐ろしいほどの数量が販売されているようだけど…

裏抜けは?

0.7mmを使うと裏抜けが強くってという声を目にしたことがあって、少し心配だった。


当然ながら、沁みることはない。
透けるかと言われれば、透ける。
では、それが使うのに困るほど透けるかと言われれば、僕は気にならない。

なにしろ、最優先は書き心地。
F1 ザ・ムービーでソニー・ヘイズが体験した、あのHe is flyingのように、スムーズにアウトプットすること。
それが味わえるのなら、少々の透け具合は、取り上げるようなことでもない。

書き「出す」こと

あらためて、最近、僕は書くということを噛み締めている。
それは手書きに限らない。
キーボードはもちろんのこと、フリックだって構わない。

日記やブログや、そんなカテゴライズされたものでなくてもいい。
走り書きや、殴り書きでもいい。
文章でなくても、単語でも構わない。
言葉にして、文字にして、外在化されたソレと向き合うこと。

アウトプットされたもののレベルがどうだとか、文章が上手いとか上手くないとか、そんなことはどうでもいい。

書くこと、書き「出す」こと。

そのことによって救いがあるのかなんて、未経験者の僕には語れない。
ただ、ただ、折り合いをつけることはできるよ。
日々を乗り越えていくことは、出来ますよ。
そのことだけは、経験者として保証できますよ、本当に…

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