二つ目のentoanのhalf walletを購入。
前回、初めてentoanのお財布を購入して、すっかり気に入ってしまった。
そのまま使い続けずに新調したのは、シンプルな理由。
はじめて購入したのは、half wallet(マスタード)だった。
half wallet(マスタード)
half wallet(マスタード) | entoan web store
何よりも、その色合いに心を撃ち抜かれてしまった。
マスタードなイエロー&ブラウンには、穏やかなポップさがある。
優秀な小銭入れのデザイン
デザインするときに大切にしたことは、シンプルであること、それからlong walletと同じようにお財布を開いたときにお札、小銭、カードが一度で「見わたせる」こと。お札を取り出す角度で覗いたときに小銭も取り出せる位置に小銭入れのスペースをつくりました。また、取り出しやすいようにボックス型になっています。
half wallet(マスタード) | entoan web store
使っていくうちに実感したのは、その使いやすさ。
特に小銭入れの視認性とアクセスの良さは、ちょっと群を抜いている。
お金との付き合いがOLD SCHOOLな僕にとって、リアル小銭の存在は、まだまだ消すことができない。
どの硬貨が何枚あるかが簡単に視認できて、すぐに取り出せる、この小銭入れのデザインは、とても優秀でありがたい。
1年使った経年変化
ほぼ1年使っていく中で、その外見は、大きく変化した。
飴色になって深い色にエイジングしたのは、entoanの経年変化のサンプル画像通り。
ただ、サンプル画像よりも強いツヤ感を放ち、レザーには脂の乗った勢いが生まれてる。
気になるのは、その逆サイド。
こちらの黒ずみが強くなっている。
いや、これは、entoanのせいではないはずだ。
原因は、僕の使い方。
主にジーンズのケツポケに、決まった向きでねじ込まれていたからだ。
全体的に見れば、深い味わいにエイジングしていると言える。
ただ、かしこまった場所では、その黒ずみが気になるかもね…
じゃあ、ブラックを購入すればいいんじゃない!
それならば、黒ずみを気にせずにエイジングも楽しめるはず。
complicatedな人生において、シンプルな結論が出ることは、そうそうない。
half wallet(ブラック)
half wallet(ブラック) | entoan web store
使い勝手は、そのままに、これなら、ただただブラックのエイジングを楽しんでいけることだろう。
現在は、やや毛羽だった表面も、そのうち脂が乗って、強い艶を放つようになるだろう。
最後に、無い物ねだりをひとつだけ。
経年変化のないマスタードのレザーがないものだろうか。
それほどに、あの皮の色は好きだった。
人間と同じように皮が経年変化していくのは、自然の摂理だ。
しかし、鬼平犯科帳 本所・桜屋敷の「おふさ」のように、変わらずにいてほしい存在もあるわけで…