4年ぶりのMLB フィールド・オブ・ドリームス・ゲーム :100年越しの祝砲

MLB フィールド・オブ・ドリームス・ゲームが4年ぶりに帰ってきた。
Netflixで配信されてるおかげで、アイオワから遠く離れた極東の地に暮らす僕もライブ視聴を楽しむことができた。

広大なトウモロコシ畑の真ん中に、ポツンと佇む野球場。
僕は、野球という競技ではなく、ベースボールという風景を見ているようだった…

OUT OF THE CORNFIELD! MLB legends and current players introduced at MLB at Field of Dreams Game! 👏🌽

この球場は、外野フェンスを挟んで、広大なトウモロコシ畑が広がっている。
そこから、映画さながらに、選手たちが次々とフィールドにあらわれる。

エキシビジョンでもなく、オールスター戦でもなく、MLB公式戦の1試合。
そのゲーム前だというのに、選手たちは皆、穏やかで静かな高揚感から笑みを漏らしている。

そうして、26名のHALL OF FAMERがやってきた。
ニワカの僕には、全員を把握することはできないが、ニワカの僕でも知った顔がいくつかあった。

その中に、ジョー・トーリの姿もあった。
我らがゴジラ松井がニューヨーク・ヤンキースに渡ったときの監督として、日本中のニワカにも顔が売れているお方だ。

インプレッシブだったのは、冒頭のMLBの歴史を振り返る数分の中に、大谷翔平が、しっかりと登場していたことだ。
SHOHEI OHTANIは、ビッグな存在になったんだね。
コーン・フィールドだからって、ユニコーンと語呂合わせしただけではないだろうし…

左利きのホームラン

MVPに輝いたのは、初回先頭打者ホームランを含む2本のホームランを放ったカイル・シュワーバー。

ホームランを狙っていたのは、彼だけではないだろう。
なぜなら、この球場では、ホームランは観客席には飛び込まない。
そこには、トウモロコシ畑が広がっているからだ。
みんな、コーン・フィールドにホームランを打ち込みたかったのだ。

その願掛けなのか、ブライス・ハーパーのイクイップメントは、スペシャル仕様になっていた。
バット、グローブ、クリーツ、そしてスリーブに至るまで、黄色い粒々のコーン仕様だ。

残念ながら、彼にはホームランは生まれなかったけれど、左打ちのカイル・シュワーバーがホームランを放ってMVPに輝いたことを、シューレス・ジョーは喜んでいることだろう。

映画の中では、レイ・リオッタが演じていたのだが、生憎なことに彼は右利き。
左打ちで、球史に残る美しいスイングを誇ったというシューレス・ジョーを演じるために、相当の練習を重ねたようだが、どうにもうまく再現することができなかった。
そのため、映像美を優先して、右打ちのシューレス・ジョーが誕生してしまったのだ。

昨年、MLBは、シューレス・ジョーの永久追放処分を解き、資格回復したことを発表した。
このフィールドで、左打者のカイル・シュワーバーが見せたホームランは、祝砲と言ったら言い過ぎだろうか…

ベースボールという美しい風景を堪能できる素晴らしいゲーム。
それは、アイオワでおこなわれているの?と聞かれたら、僕は、こう答えるだろう。
No, it’s Heavenと…

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