キーボードの最大の問題点は、オモテ面しか使えないこと。
Gboard チームは、それを解決する表裏一体のキーボード、Gboard 両面バージョンを発表した。
そう、例によって10月1日に…
Gboard 両面バージョン
紹介動画が、裏表のないエンドレス構造であるように、キーボード自体も、らせん構造になっている。
「キーボードの表面だけじゃなくて裏面も使いたい!」
そんなユーザーの声に応えたキーボードは、どんな角度からの文字入力にも対応することが可能だ。
チームでの入力を可能に
さらに、これまでのキーボードは、複数の人数での入力には対応することができなかった。
しかし、Gboard 両面バージョンは、チームによる同時入力も可能だ。
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Gboard チームからの新しい日本語入力方法のご提案 2024
さらに専用スタンドを用いれば、どことなく涼感も味わうことができるだろう。
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残念ながら、このキーボードは非売品となっている。
Q. 非売品ということですか?
A. 表裏一体の「うらない」キーボードですので。
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10月1日は何の日?
というわけで、毎年恒例、もう13年目を迎える、Gboard チームのエイプリルフール企画だ。
10月1日に、お引越ししてから、もう3年目。
すっかり定着した感じがあるよね。
そもそもは、COVID-19により自粛せざるをえない年があったことが理由だ。
長引く武漢肺炎の影響に、2年連続で自粛になるのかと思っていたら、突如、10月1日に発表されたのだ。
この日が選ばれたのは、れっきとした理由がある。
決して、こじつけなんかじゃないぜ。
キーボードの発表にふさわしい日を検討していた際、101 キーボードと呼ばれる101 個のキーがあるタイプがよく使われていることに気がつきました。そこで、101 キーボードにちなんで 10 月 1 日に公開しました。
Gboard チームからの新しい日本語入力方法のご提案 2024
エイプリルフールを待たずに、自ら発表の日時をこしらえるのは、ひねりの効いた賢いやり方だ。
世の中の空気を読み間違えて、エイプリフールなんかを決行してしまうと、やれ不謹慎だなんだと騒ぎ立てる輩がいるからね…
このオリジナルな「101」の日であれば、セケンの空気なんか知ったことではない。
きっとリリース待ちの、新しいキーボードのストックが山積みされていて、自粛なんかに付き合ってられないんだろうね…
例によって、このキーボードは、本当に製作可能だ。
特設サイトには設計図も、気軽に楽しめるペーパークラフトバージョンの制作ガイドも公開されている。
さらに、特設サイト自体も、らせん構造に変化する仕掛けがあるので、お楽しみあれ。
不安定さが増していくセカイではあるけれど、Gboard チームには、できるだけ、この企画を継続してほしいと思う。
あなたも、硬直化していく世界にこそ、ひねりとユーモアが必要だと思いませんか?
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