日本 VS オランダ戦はダラス・カウボーイズのホームスタジアムで開催

サッカーについてはニワカ以下の僕だから、ぼんやりとしたまま日本代表の第1戦の前日を迎えてしまった。

しかし、よく見れば、彼らが第1戦でオランダと戦う場所は、あのAT&Tスタジアムじゃないか。
そう、自称ながらも、アメリカズ・チームを名乗るNFL ダラス・カウボーイズの本拠地だ。

ワールドカップのためだけに天然芝に張り替え

ダラス・カウボーイズの本拠地ではあるけれど、スタジアムは多目的に利用されている。
そのため、そもそもは人工芝が敷き詰められている。
しかし、FIFAの厳しい開催基準を満たすため、今回、超期間限定の天然芝に張り替えることになったのだ。

今回の改修工事の内容をGeminiにまとめてもらった。

芝生の特徴とスタジアムの対策

  • 芝生の種類:コロラド州から冷却トラックで運ばれた、ケンタッキーブルーグラス(ナガハグサ)とライグラスのブレンド芝を採用しています。
  • 独自の管理システム:完全密閉型のドーム球場でも芝生を健康に保つため、地下に通気・灌漑(水やり)システムを構築し、上空からは巨大なピンク色の植物育成用LEDライトを照射して育成を促しています。
  • ピッチの拡張:サッカーに必要な広さを確保するため、最前列の座席や低層階のスイートルームを一部撤去し、ピッチ全体の高さを通常より約60cm(24インチ)高くかさ上げして設置されました。

過去のスーパーボウルでも、張り切って芝を入れ替えたら、根付かずにコンディションに影響を及ぼしていたことがあった。
今回はどうなるんだろうね?

それが、日本にサムシングを与えるのか、それともオランダの強さを支えるものになるのか。
それはピンク色のLEDライトも知る由もないだろうが…

スタジアムのネーミングライツの排除

FIFAの厳格なルールが及ぶのは、芝だけではない。
大会期間中は、スタジアムのネーミングライツも排除されることになる。
それに伴い、AT&Tスタジアムも大会期間中は、ダラス・スタジアムという素っ気ない名前で呼ばれることになる。

名称が変更されるスタジアムの一覧はこちら。

通常の名称(変更前)W杯期間中の名称(変更後)フランチャイズ(NFLチーム名)
AT&Tスタジアムダラス・スタジアムダラス・カウボーイズ
メットライフ・スタジアムニューヨーク・ニュージャージー・スタジアムニューヨーク・ジャイアンツ
ニューヨーク・ジェッツ
SoFiスタジアムロサンゼルス・スタジアムロサンゼルス・ラムズ
ロサンゼルス・チャージャーズ
メルセデス・ベンツ・スタジアムアトランタ・スタジアムアトランタ・ファルコンズ
ジレット・スタジアムボストン・スタジアムニューイングランド・ペイトリオッツ
NRGスタジアムヒューストン・スタジアムヒューストン・テキサンズ
アローヘッド・スタジアムカンザスシティ・スタジアムカンザスシティ・チーフス
ハードロック・スタジアムマイアミ・スタジアムマイアミ・ドルフィンズ
リンカーン・フィナンシャル・フィールドフィラデルフィア・スタジアムフィラデルフィア・イーグルス
リーバイス・スタジアムサンフランシスコ・ベイエリア・スタジアムサンフランシスコ・49ers
ルーメン・フィールドシアトル・スタジアムシアトル・シーホークス

どれも地名を纏ったシンプルな名称に落ち着いている。
妙なこだわりを感じるのは、ニューヨーク・ニュージャージー・スタジアムだ。
シンプルにニュージャージー・スタジアムと名乗れないのは、いろんな人の意地と思惑の結果だろうか。
まあ、ディスニーランドも東京と言い張って、もう、かれこれ40年以上になるのかな…

収容人数が7万人に抑えられた理由

AT&Tスタジアムは、通常では、収容人数8万人、立ち見も含めれば11万人を誇る。
だが、今回、観客数は7万人程度に抑えられる見込みだ。

それは、世界中から集まる記者・カメラマン用のメディア専用席をスタンド内に大きく設けていることもあるが、何より、サッカーとアメリカンフットボールのピッチの横幅の違いによるところが大きい。

サイズの比較

  • サッカー(W杯国際基準):長さ 105m × 幅 68m
  • アメリカンフットボール(NFL):長さ 約110m(120ヤード) × 幅 約49m(53.3ヤード)

横幅が20mも違えば、そりゃ座席数は、相当削られるよね。

ギネス記録を持つ三菱電機製のディスプレイ

File:University of Texas marching band Big 12 Championship game.jpg – Wikimedia Commons

AT&Tスタジアムの名物といえば、超ドデカいディスプレイだ。
これは、HDビデオディスプレイで最大のものであるとギネス世界記録の認定を受けている。

製造メーカーは、我らがニッポンの三菱電機。
ちょっとしたゲン担ぎにならない?

まあ、それはともかく、こんなディスプレイがあれば、スタジアムで観戦している人も決定的シーンを、つぶさに確認できるよね。
また、「三苫の1ミリ」なんて場面に遭遇するかもしれないし…

そういえば、あの判定を支えたのも、SONYの技術だったよね…

Dallas Cowboys Cheerleadersの不在

ひとつだけ不満点を挙げるなら、このスタジアムで、これだけのビッグゲームが行われるのに、DCC、ダラス・カウボーイズ・チアリーダーズが登場しないことだろう。

まあ、カウボーイが戦うわけではないから、カウガールが応援する謂れはないけどね…
まあ、そっちの方はNetflixで別立てで楽しみましょ…

と言ってるうちに、もう数時間で始まるのかな。

日本代表がワールドカップに出場するようになって、もう30年近いのか…
ついには、優勝というゴールを目標に掲げられるようになったんだね。

ひと頃は、事前番組では、決定力不足や、どのフォーメーションが合ってるのかなんてことばかり取り沙汰されていたけれど、そんなディベートごっこも、いつの間にか消え失せてしまった。

そうか、今の選手たちは、ワールドカップに出られなかった頃の日本なんて知らないのかな…
出て当然と思ってる彼らが、次は何をスタンダードにするのか、それを拝ませてもらうことにしようか…

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