クリーンインストールで、まっさらなスタートを切った僕のM3 MacBook Air。
インストールしたアプリは、わずかに3つだけだった。
Day One、Byword、そしてBraveだ。
Apple純正アプリの拡充
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あらゆるApple製デバイスは、直感的に使えるパワフルなアプリを内蔵しています。Mac、iPad、iPhoneなどで、みんなとつながったり、何かを作ったり、作業の効率を上げましょう。
これほど別途インストールする必要がなくなったのは、Apple純正アプリのおかげだ。
最初は、それぞれの分野のアプリの王様には全く敵わない稚拙なものだったが、着実に進化をし続け、特別な機能にこだわらなければ、普通に使えるようになった。
なにせ、Appleの日本語入力プログラムを、そのままサラで使えている状況なのだ。
ことえりに泣かされ続け、新しいPowerBookを手に入れたら、まずは自前で購入した日本語入力プログラムのインストールから始めなければならなかった、あの頃…
いい思い出ではあるが、今の方がずっと楽チンだ。
もっとも、ことえりは、当時のマーケティング状況で、意図的に能力を抑制されてリリースされたという悲しい生い立ちも持っている。
ことえりという響きは美しい。
現在の日本語入力プログラムという役人の肩書きみたいな味気ない名前の代わりに、せめて、その名称だけでも復権できないものだろうか…
Appleは、これまでカバーされていない分野にも、自身でアプリをリリースするようになった。
言ってる側から、また新しいアプリがリリースされている。
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Appleは本日、カスタムの参加依頼を作成して友人や家族で集まることができるiPhoneの新しいアプリ、Appleインビテーションを発表しました。
人々を集める新しいアプリ、Appleインビテーションが登場 – Apple (日本)
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iCloudのチカラ
Apple純正アプリを、その機能以上にパワーアップさせているのがiCloudのチカラだろう。
ファイルの置き場としては、なんの特色もなかったiCloudは、いつの間にかMacのデスクトップと書類フォルダさえ飲み込んでしまった。
そうして、裏方でApple製デバイスのそれぞれと調整を図り、僕にいい感じの使い勝手をもたらしてくれる。
ついには、面倒なバックアップ作業からも解放してくれた。
クラウドという概念は、当初、僕にはよく理解できなかった。
オンラインストレージと、いったい何が違うのかと。
だが、iCloudの働きぶりをみていると、それは、ただのオンラインストレージとは違うということを実感する。
情弱な僕には、その機能を解説することはできない。
絶賛売り出し中のニューヒロインの言葉を借りれば、こうだ。
よくわかんないけど、なんかわかった!!!
Day One
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The award-winning journal app for capturing life as you live it. Free to download on iPhone, Android, iPad, and Mac. Now available on the web.
Day One Journal App | Your Journal For Life
もはや、僕の生活に切っても切り離せないのが、このDay One。
フリーミアム全盛の、この時代にあって、僕はサブスクリプション登録して年会費を払いながら、Premiumプランを使い続けている。
そんなにヘビーに日記を書いているのですか?と問われれば、そうではない。
ジャーナリングと呼べるほどの、まとまったテキストを打っているわけでもない。
ユビキタス・キャプチャーを言い訳に、ポツポツと呟くようなテキストを打ってるだけだ、iPhoneからも。
その時キャプチャーした写真と合わせて、それがSNSのTLに上がることもあれば、そのままのこともある。
アイディアやひらめきをメモするというよりも、そのときのココロに折り合いをつけるために打っていることの方が、はるかに多い。
ジャーナリングは、メンタルヘルスに効果があると言われているが、それこそ、「よくわかんないけど、なんかわかった!!!」って感じだ。
この分野にもAppleは純正アプリをリリースしている。
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ユーザーがジャーナル記録を通じて感謝の気持ちを振り返り、実践するのに役立つ新しいiPhoneアプリ、ジャーナルが本日より提供されます。
Apple、日々の瞬間を振り返るための新しいアプリ、ジャーナルアプリの提供を開始 – Apple (日本)
純正アプリ好きの僕がいっさい手を出していないのには理由がある。
それは、Mac版がリリースされていないからとか、データの移行が大変そうだからというようなことではない。
Day Oneの、あるひとつの機能が、どうしても手放せないからだ。
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様々なアプリやサービスがある中で、どうしてもDay Oneが手離せない理由がある。 On This Dayという独特の機能がそれだ。 「あの日、あなたはこう書いた」と、それは教えてくれる。
Day Oneを手放せない理由「On This Day」 | ALOG
このOn This Dayの機能がDay Oneにしかない限り、僕は、使い続けていくことになるだろう。
ただ、Day Oneの比率は高まっているが、紙のジャーナルも、いまだ併用中だ。
あれ…
Day Oneが紙のジャーナルをリリースしてる…
📚 Introducing Day One paper journals. Thoughtfully designed to inspire reflection, creativity, and a meaningful journaling habit, our new collection includes three distinct journals. Shop now: dayoneapp.com/paper-journa…
— Day One Journal (@dayoneapp.com) 2025年2月5日 2:29
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Byword
Byword makes writing notes and long-form texts easier on your Mac.# Key features of Byword- Designed to make writing easier with Markdown- Sync text documents across all your Mac, iPhone, iPad devices- Comprehensive keyboard shortcuts for extra efficiency- Alternate dark theme for extra comfo…
僕がこのアプリに求めているのは、ただただ、フルスクリーンでテキストを書き殴ることだ。
全画面表示にすると、本当に、書いているもの以外は一切表示されなくなる。
タイプライターを打ってるような感覚というのか…
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だから、本当にジャーナリングというような、まとめてテキストを打ちたいときには、もっぱらこのアプリを開くのだ。
ここからDay Oneにコピペすることもあるし、このWordPressのブログにpublishすることもある。
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お気に入りのフォントを設定することも可能なので、本当に心地いい状態でテキストを打つことに没入できる。
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ただ、それだけの機能。
そして僕も、打つときにしか使っていない。
だから、頻繁にアップデートされることもない。
もうサポートが途切れたかなと思っても、最低限のアップデートはされているようだ。
新しい機能は必要ない。
Apple シリコン上で、Rosettaなしで動いてくれるんなら、それだけで十分だ。
Brave
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Braveブラウザは、PC、Mac、モバイル端末で使用できる高速でプライベートかつ安全なWebブラウザです。今すぐダウンロードして、トラッキングソフトウェアのブロックによるデータとバッテリーを節約した、より高速な広告のないブラウジング体験をお楽しみください。
これまで、あれこれのブラウザをインストールしては併用していた僕だけど、今回、追加でインストールしたのはBraveだけだ。
Chromeさえも、インストールしていない。
基本的には、このSafariを使っていこうと思っているからだ。
では、なぜBraveを追加でインストールしたのかといえば、理由は2つある。
1.僕がTumblrユーザーであること
僕は、どっぷりdopeなTumblrユーザーだ。
Safariでは、Tumblrの機能拡張がリリースされていない。
Braveは、Chromiumベースのために、Chrome用の拡張機能が、そのまま利用できるのだ。
Tumblr – Tumblrに投稿 – Chrome ウェブストア
ちなみにiCloudパスワードの拡張機能もAppleからリリースされているので、BraveでもTouch IDを利用することができる。
iCloudパスワードを使用すると、ChromeでWebサイトにサインインするときにiCloudキーチェーンからパスワードを入力できます。
では、Braveをデフォルトのブラウザにすればいいのかといえば、コトは、そうもシンプルではない。
Safari以外のブラウザで、Tumblrに日本語でタグを入力しようとすると、まともに変換できない。
これは、もう本当に何年も放置されている不具合だ。
だが、収益が上がるどころか、費用の持ち出しになっているTumblrを、サービス停止ではなく、運営チームの大幅な縮小で存続しようとしている彼らに、僕ごときの不満で負荷をかけるわけにいかない。
だから、その昔にリリースされたSafariのブックマークレットを後生大事にしながら併用しているのだ。
さらに、それこそDay Oneの機能拡張は、Safari用のものしかリリースされていない…
2.広告いきすぎていないか…
広告はインターネットを無料で使用するための礎ですという表記を、どこかで目にしたことがる。
それには納得できるところもあるし、争うつもりもない。
誰かさんが財布を開かなければ、資本主義国では、いや共産主義の世界にあっても、物事は一ミリも進まない。
僕のブログでも、以前はAdSenseを表示させていたし、現在もAmazonアソシエイトは利用中だ。
でも、ある時期から広告の表示が一線を超えたような気がする。
全画面にバーンと表示されて、閉じるボタンが見つけられない。
折りたためるとはいえ、アンカーはでかい。
折込チラシの中に、本文のポストイットがちょこんと貼ってあるような感覚だ。
しかも、そのポストイットを見つけるために、チラシを開かなきゃならない。
これをクリックすれば本文が読めますと表示されると、じゃあ、いいですと、そっと閉じてしまう。
僕は、これまで広告ブロッカーの類を利用したことがない。
それは、インターネット世界を支えてくださるスポンサーの皆様に敬意を表してだ。
だが、昨今の状況は、MacBook Airのディスプレイならともかく、iPhoneの小さなディスプレイでは耐えられない。
家庭菜園にイナゴの大群が押し寄せるようなものだ。
だから一足早くiPhoneには、Braveをインストールしてあった。
うっかりリンクを踏んで、イナゴの大群に遭遇する機会はiPhoneからのほうが、はるかに多い。
そういう意味では、iPhoneではBraveをデフォルトにするべきなのか…
よく言われているYouTubeの効果は、僕にはわからない。
YouTube Premiumに登録しているからだ。
何かと試聴する機会が増えたYouTube。
誰にどう分配されるのかはわからないが、払っとくべきかなぁと思ったのだ。
試聴する機会が増えたものにTVerがある。
僕は、いわゆるテレビは、ほとんどTVerでしか観ていない気がする。
ここでのBraveの効果は絶大だ。
もし、あなたが快適にTVerをご覧になりたいのであれば、試してみることをオススメする。
もちろん、広告費が支えているのはインターネットだけではない。
民放というやつも支えているのだろう。
でも、これまで散々のことが積み重なった上での、今の状況。
それでも、どんなことがあっても放送免許は更新され続けていくらしい。
それなら、僕ごときが慮る必要もない。
きっと誰かさんが、ナニカと取り計らってくれるんじゃないだろうか…
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