初めてキーボード用のブラシなるものを購入してみた。
右も左もわからぬ情弱の素人である僕としては、老舗のチカラに頼りたい。
というわけで、1935年創業のRedeckerのキーボードブラシを手に入れた。
それは、僕には欠かすことのできない二刀流のブラシになった。
Redecker キーボードブラシ
柔らかくて長い山羊毛(白色)と、硬くて短い豚毛(茶色)という性格の異なるコンビのブラシ。
山羊毛は、本当に柔らかくて、キーボードだけではなく、ディスプレイも撫でられる。
なんていうか滑らかさが気持ちよくて、手元に置いておいて、ふとしたときに手に取って撫でている。
この長さと柔らかさは、MacBook Airの鬼門であるヒンジの部分で絶大な力を発揮する。
ここが一番埃が溜まりやすく、この手の柔らかいブラシでなければ掻き出せないからだ。
断っておくが、僕は綺麗好きというわけじゃない。
どちらかといえば、違う方のサイドラインに立っている。
なんで急に初めてキーボードブラシを手に入れようと思ったかといえば、この間、ちょっとした大掃除をしたからだ。
ああ、こまめにやってくほうが楽だなぁと感じたのだ。
手に入れたM3 MacBook Airが、ホコリの目立ちやすいミッドナイトのカラーであるということも理由のひとつではあるけれど、案外そのランキングは高くない。
いわゆる静電気ブラシでございってルックスの製品だと、手元に置いておくと目障りになるが、コンパクトでナチュラルな木製の、このブラシなら、その辺に置いといても気にならない。
そうして、ちょっと手の空いた時、例えば今のように、次のテキストが浮かばないときに、さらっとキーボードを撫でてみたりするわけだ。
短い豚毛は、まだM3 MacBook Airに使う場面がない。
硬めのブラシで向き合うような汚れに、まだ遭遇していないからだ。
では、この部分は無駄だったのかといえば、そうではない。
僕に取ってのもうひとつの必需品の手入れに役立っている。
NEW ERAのキャップに
意外にNEW ERAのキャップにも、ホコリ汚れが付きまとう。
専用のブラシでも買って手入れしたほうがいいのかなぁと考えていた。
試しに、この豚毛をあててみると調子がいい。
適度な硬さが、キャップから埃をかき出してくれる。
RedeckerとNEW ERAには怒られるかも知れないが、ナチュラルな豚毛であれば、誰に対しても優しいはずだ。
で、僕に取っては、まさに二刀流のブラシが手に入ったわけだ。
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iKlearとの長い付き合い
では、これまで、一切の掃除道具を使っていなかったのかといえば、そうではない。
これまで、長く僕を支え続けてくれているのは、iKlearだ。
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covid-19が消えたとしても使い続けたいアルコールフリーのiPhoneクリーナー「iKlear」 | ALOG
Appleは、covid-19なセカイになって解禁するまでは、ディスプレイへのクリーナーの使用を禁じていた。
ただ、アルコールフリー、アンモニアフリーの、このクリーニングキットだけは、covid-19以前のセカイでも使用が許されていたのだ。
iKlear製品は、アップルの小売店向けの世界限定のクリーニング製品として選ばれ、NASAでも使用されている。
他のクリーナーと比べて特段キレイになっているのかどうかは、比較をしていないのでわからないが、誰にでもわかる特筆すべき特徴がある。
それは、サラサラの手触りだ。
あなたがクリーンアップ作業を終えた後、MacBook Airを触ってみれば、それはすぐにわかる。
その、独特のサラサラの手触りは、見た目に加えて、キレイになっているという触感を体感させてくれる。
僕は、このサラサラ感を味わいたくて、気分転換のためだけにクリーンアップ作業に勤しむこともある。
僕らが常に触りっぱなしのデジタルガジェットは、細菌やウィルスの温床になっている。
こと、肌身離さずのiPhoneに至っては、いうまでもないだろう。
であれば、こうしたものでクリーンアップする習慣をつけておくことは、次のナニカに備えてのニューノーマルなのかも知れないね。
まあ、そんなしちめんどくさい話は置いといて、あの独特のサラサラ感は体感してほしいってのが、率直なところではあるけれど…