ファシストに支配されたスイス。
復讐に燃えるアルプスの少女ハイジは、母国を救うために蜂起し、血みどろの戦いを繰り広げる。
そう、彼女のアクション・アドベンチャー・ホラー・コメディー！
と自分で打っていてもよくわからない。
まずは、予告編をご覧あれ！
ただ、ご注意を！
「マッドマックス、キルビル、アイアンスカイがお好きなら、きっと気にいるはずです」
というキャッチコピーのついている作品だから。
SWISS MADEの武器
熱々のチーズフォンデュで拷問するファシスト。
殺傷能力を持てるほど硬いチョコレート。
そして、ハイジのメインアームは、あのスイス・アーミーナイフ！
本職が警察官だったシナリオライターは、ぶっ飛んだ内容が問題となりクビになったらしい。
脚本を書いたライターは4月、過激な予告映像を見た勤務先のチューリヒ州警察の逆鱗に触れ、即時解雇された。このような映画に関わる人物は警察の管理職にふさわしくない、というのが理由だったという。最終的には民事訴訟に発展し、連邦裁判所は警察側の対応に非があったとする判断を下した。訴訟は係争中だ。
情報源: 「マッド・ハイジ」、時代遅れの映画業界に風穴を – SWI swissinfo.ch
新しいビジネスモデル
ぶっ飛んだ映画本編の内容に反して、彼らが新しいビジネスモデルを選択した背景は、理知的で論理的だ。
「撮影機材はどんどん新しくなっていくのに、ビジネスモデルは20年間ほとんど変わっていない。誰かが時代遅れのビジネスモデルに風穴を開けなければならない」とグロイテルトさんは話す。
情報源: 「マッド・ハイジ」、時代遅れの映画業界に風穴を – SWI swissinfo.ch
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情報源: MAD HEIDI – the first Swissploitation film – MAD HEIDI Store
こういうやり方が浸透していけば、僕らは見たいものがアンセンサーで見れて、製作者も潤うというWIN-WINのセカイを迎えられるはずだ。
僕らも自由のためにハイジとともに戦わなければならないのかもしれないね…