「そうだ!野球帽を手に入れよう!」と思い立って入手したのは西武ライオンズ。
OLD SCHOOLな僕が手に入れたソレは、NEW ERA製のものだった。
[NEW ERA] 9FIFTY ハート ネイビー/ストロベリー
根っからの野球ファンでもなく、コアな西武ライオンズのマニアでもない僕がコレに決めたのは、ホームとデザインというふたつの理由によるものだ。
住めばホーム
在京なオトコとしては、複数の選択肢がある。
厳密にホームチームを選ぶとするならば、西武ライオンズが距離的に一番近い。
ホームチームのキャップをかぶろうぜ!というOLD SCHOOLなルールに基づけば、これ以外に選択肢はない。
それに、強いころから巨人ファンと、弱いころからヤクルトファンという際立ったファン層に比べれば、西武ファンは、もうちょい緩やかなまとまりのように思える。
由緒も思想も思い入れもなく、なんとな〜くかぶってますっていう状態も許してくれそうだ。
シンプルなデザイン
ちょっと前にリファインされた現在のデザインは、スッキリしていてなかなかカッコいい。
「L」のアルファベット一文字は、OLD SCHOOLな野球帽らしい野球帽としてシンプルに成立している。
しかし、いい歳をしたオトコが、こうした野球帽を身につけると、途端にダフ屋感があふれ出す。
このストロベリーのハートマークが入ったデザインならば、ダフ屋の中でもポップな方の部類だと位置づけてもらえるだろう。
それになにより、春に浮かれただけのオトコだと世間も放置してくれるだろう。
はじめてのNEW ERA
久しぶりに野球帽を手に入れたOLD SCHOOLなオトコは、躊躇なくステッカーをはがし、まったいらな「つば」に曲線美を与えようとした。
ところが、そう簡単にコトは運ばなかった。
あらためて見ると、これまで手にしたどんなキャップより、丁寧に頑丈にしっかりと作られている。
今まで簡単になびいてくれた「つば」も、ちょっとやそっとじゃ愛想笑いもしてくれない。
なるほど、僕には、確かにNEW ERAな使い心地だ。
しかし、時間をかけてなじませていくというやり方は、OLD SCHOOLな僕には大変なじんだ付き合い方だ。
これなら、ともにOLD SCHOOLになっていく時間を共有することができそうだ。
もっとも1920年に創業したココは、僕なんかよりはるかにOLD SCHOOLの大先輩ではあるのだが…
(ニューエラ)NEW ERA 日本プロ野球クラシック 西鉄ラインオンズ N0018216 [メンズ]
売り上げランキング: 96,985