マイアミ・ドルフィンズとボルチモア・レイブンズの対戦で始まったNFL 第10週。
それは、前週の流れに乗ったようにビッグアップセットで口火を切った。
ドルフィンズが降らせたのは、セーフティーブリッツの雨だった。
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— Jevón Hølland (@HollywoodVon) November 12, 2021
Next Gen Stats 始まって以来最多のSFブリッツ
Dolphins safeties Jevon Holland (21) and Brandon Jones (17) blitzed more times tonight against the Ravens than any other defensive back in any game this season.
Rookie @HollywoodVon also set career-highs in defensive snaps (70) and QB pressures (4).#BALvsMIA | #FinsUp pic.twitter.com/psnKAlLAhQ
— Next Gen Stats (@NextGenStats) November 12, 2021
ドルフィンズのジェボン・ホランドとブランドン・ジョーンズの2人のセーフティー。
この日、2人が降らせたブリッツの雨は、Next Gen Stats 始まって以来、DBとしては最多。
UPDATE: Jevon Holland (21 blitzes) and Brandon Jones (17) did not just blitz more times than any defensive back in any game this season — the two Dolphins safeties blitzed more times than any DB in a game in the Next Gen Stats era (dating back to 2016).#BALvsMIA | #FinsUp
— Next Gen Stats (@NextGenStats) November 12, 2021
この日、ドルフィンズは、セーフティーをボックスに配置することを多用した。
というより、フロントの第一線に7人ずらりと並べていた。
それは、ドルフィンズにとっての宣戦布告だったのかもしれない。
そのアラインからブリッツを仕掛け、スパイにもなった。
さらに後ろに居並ぶDBは、タイトにマンカバーすることなくルーズに構え、レイブンズ得意のクロッシングルートにも大きなランアフターキャッチを許さなかった。
ヤングSFコンビ
第7週のNFL WAY TO PLAYで表彰されたのは、マイアミ・ドルフィンズのSF ジェボン・ホランド。 なんとルーキーの選手が選出されたことになる。
情報源: NFL 2021 第7週のNFL WAY TO PLAYはマイアミ・ドルフィンズのSF ジェボン・ホランド | ALOG
ジェボン・ホランドは、第7週のNFL WAY TO PLAYで表彰され、ロンデ・バーバーが絶賛するタックルを披露した。
彼は、今年のドラフトでSFとして1番目の指名を受けたルーキーだ。
そしてもうひとりのブランドン・ジョーンズも、今年まだ2年目。
この二人は、対戦相手にとっては厄介な存在として、どんどん輝きを増していくんだろうね。
今シーズンは、ブリッツを控えることで成功したディフェンスのニュースが多かったけれど、久しぶりのブリッツの雨、
しかもそれがセーフティーブリッツの雨となれば、盛り上がるよね。
自分達の力と対戦相手の力を正確に認識できるようになった後半戦は、また一段とアップセットが増えていくのかもしれないね。