NFL 第6週のサンデーナイトは、画面越しに何度も衝撃音が聞こえる激戦だった。
エクストラ・ヤードなんかとても期待できそうにないガチガチのディフェンス同士の戦い。
オーバータイムにもつれ込んだ激戦に終止符を打ったのもターンオーバー。
ピッツバーグ・スティーラーズのT・J・ワットのファンブルフォースが勝率にどれほどの影響を与えたのか。
Next Gen Statsが教えてくれる。
勝率 91%に
Watt’s forced fumble recovered by Devin Bush increased the Steelers win probability by 37 percentage points (from 54% → 91%) 📈#SEAvsPIT | #HereWeGo pic.twitter.com/VDUDEusbfi
— Next Gen Stats (@NextGenStats) October 18, 2021
それまでAWSの機械学習が弾き出した勝率は、54%。
しかし、このファンブルフォースで一気に91％まで増加した。
ターンオーバーは大きいとひとくちに言うけれど、あらためて数字で突きつけられると、それが身に染みる。
特にあのシチュエーションでは…
この日のT・J・ワットはランを阻み、幾度となくQBサックを魅せた。
彼自身の存在が勝率にもたらした影響はどれくらいだったのか？
そんなこともNext Gen Statsに聞いてみたくなる。
TJ WATT FORCES THE FUMBLE. #HereWeGo
📺: #SEAvsPIT on NBC
📱: NFL app pic.twitter.com/SbUBpLy0qI— NFL (@NFL) October 18, 2021
ジーノ・スミスも大善戦
シアトル・シーホークスで本当に久しぶりのスターターQBになったジーノ・スミス。
何度もサックを浴びながら、本当に粘り強くドライブを続けた。
DK・メトカーフのあわやのミスもカバーして、残り1秒でオーバータイムに持ち込んだ。
彼は、十分にやれることを証明して見せた。
それだけに、最後のファンブルロストしたあとの姿がせつない…
シーホークスのCB トレ・ブラウン
両チームともディフェンスがすばらしかった。
その中で、特に記憶に残るのがシーホークスのCB トレ・ブラウンのタックルだ。
教科書通りの確実な、しかし美しいタックル。
第6週のNFL WAY TO PLAYにノミネートされるんじゃないかな…
このルーキーもオクラホマ大の出身。
先週、大活躍したボルチモア・レイブンズのTE マーク・アンドリュースもオクラホマ大の出身だったよね。
やはり伝統ある強豪校には、良いプログラムがあるということか…