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NFL 2021 ブレイディvsベリチック「グロンコウスキーが鍵を握る理由」

なにかと注目を集める第4週のタンパベイ・バッカニアーズとニューイングランド・ペイトリオッツの対戦。
しかし、感傷的な理由は、いったん忘れよう。
だってこのゲームは、究極のチェスマッチになるのだから。

Expectations for Brady & Gronk’s Return to New England

パス守備5位のペイトリオッツ

NFLトップ5に入る彼らのパスディフェンスは硬い。

しかも、アウトサイドのゾーンではQBのレイティングを40.8と最小に封じ込めている。
インターセプトは4本、許したTDはもちろんゼロ。
パスの成功率は55.5%。

ところが、インサイドのゾーンになると数字が大きく変わってくる。
パスの成功率は66.7%と10%以上も増加。
インターセプトは1本のみで、TDは3本も許している。
結果的にQBのレイティングも103.5にまで上昇。

グロンコウスキーの大好物

そんな弱みを見せるインサイドのゾーン。
そこを攻めるのに格好の人物が、バッカニアーズには存在する。

TE ロブ・グロンコウスキーは、2020年以来、パスレシーブの72.1%をインサイドのゾーンであげている。
しかも、稼いだ数字はTEのトップ10にランキングされる。

ペイトリオッツの苦手なエリアを、グロンコウスキーという重爆撃機が自由に飛び回ることになれば、フォックスボロはあっという間に火の海だ。

ベリチックはお見通し

ビル・ベリチックは、とっくにわかっているはずだ。
そんなことくらいは。

トム・ブレイディのことも、ロブ・グロンコウスキーのことも、選手としての彼らを地球上でいちばん知り抜いたお男。
そして、フットボール以外のことになんの関心も持たない男。

Head Coach
BILL BELICHICK

“He’s just there for the game. Everything else, it just does not matter to him.” – Ryan Serhant

情報源: NFL 100 | NFL.com

彼は純粋に止めに来るだろう。
おそらく感傷のことなんか、その存在も忘れているはずだ。
彼はただ純粋に、自分たちの力を見つめ直し、相手の力を把握し、最善のプランを講じてくる。

彼は、トニー・ゴンザレスと対戦したとき、徹底的にリリースさせないというプランで結果を出した。
そして、ロブ・グロンコウスキーは、ウェイド・フィリップスが用いたトリプルカバーを打ち破って見せた。

NFL 100 BOWL

僕は密かに、このゲームをNFL 100 BOWLと名付けている。
NFL 100年のベストメンバーに選出された現役の選手とコーチが対戦するゲームなんて、そうそう見られない。
しかも100年の歴史の中でベストのQBとTEのデュオに、それを育てたコーチが立ちはだかるのだから。
センチメンタルな切り口だけで、このゲームを見てしまうのは、本当にもったいないことになるだろう。

でも、ひとつ気になることはある。
フォックスボロの愛国者達は、彼らをどんなふうに受け入れるのだろうか。
愛国者の軍服を脱ぎ捨て、海賊の旗をたなびかせる彼らを…

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