3日間に及ぶ長いNFL ドラフトの締めくくりに、257番目に最後に名前を呼ばれたのは、メンフィス大学 DB コビー・マイナー!
そう、彼は50周年のMr. Irrelevantとなった。
コビー・マイナー
Introducing Mr. Irrelevant! With the final pick of the 2025 #NFLDraft, the @Patriots select Kobee Minor!
— NFL (@NFL) April 26, 2025
📷: via @MemphisFB pic.twitter.com/ty1izqeOCA

All Combine and Draft-Related Analysis, News, Video, and Biographical Information for Kobee Minor
Kobee Minor Draft and Combine Prospect Profile | NFL.com
Next Gen Statsが行っている、ドラフトの候補者たちの詳細な分析には、このような記載がある。
「トップスピードの欠如は否めないが、その頑健さからスロットCBとしてプレイすることになるだろう。
運動テストの数値以上に良いムーブメントを見せる。
ロースターとして生き残るためには、ランサポートで存在感を発揮しなければならない。」
5年間の大学生活でINTは0だった。
しかし、現在のNFLの守備で全てが求められるスロットCBというポジションをプレイできる人材であれば、チームとしては大助かりということだろうか。
そこでは、同じようにアーミーナイフ化した頑健なTEと対峙しなければならないのだから…
メンフィス大学出身のMr. Irrelevantとして、ロニー ・バレンタインに続いて彼は2人目。
2人もMr. Irrelevantを輩出するなんて、メンフィス・タイガースは、持っているチームなのだろうか。
Lonnie Ballentine (born April 23, 1993) is an American football safety for the Houston Texans.
LONNIE BALLENTINE — Irrelevant Week
ロニー ・バレンタインもNFL選手の平均くらいであろう3年間は、この世界最強リーグに踏みとどまった…
50年目のMr. Irrelevant
Memphis DB Kobee Minor is Mr. Irrelevant! @Patriots | #NFLDraft pic.twitter.com/q12Q7uQeCX
— NFL (@NFL) April 26, 2025
3日間の長きにわたるドラフトで、もっとも暖かな瞬間は最後にやってくる。
この存在を知ってから、僕は、毎年ここだけは見逃さないようにしている。
そうして、このMr. Irrelevantは、今年50周年を迎えた。


Paul Salata, who was a wide receiver at USC before going on to play for the San Francisco 49ers, Baltimore Colts and Pittsburgh Steelers in the NFL, cooked up the idea to celebrate the last selection.
最下位指名の選手に、君はドラフトにとって全く重要な選手ではないと名づけ、ハイズマンではなくロウズマン・トロフィーを贈呈する。
だが、そんな選手をバンケットに招いて手厚くもてなす。
ユーモアのセンスの奥には、強い愛情が感じられる。
だから、これほど多くの人に長く愛されているのだろう。
こんな気の利いたイベント、世界のどこにも見ることはできないだろう。
存在していようがいなかろうが、セカイは1ミリも変わらない。
そんな、セカイにとって全くイレレバントな僕にさえお裾分けが回ってくる気分になるのだから…
