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NFLがレジェンド達のキャリアハイライトを公開中

NFLがレジェンド達のキャリアハイライトフィルムを公開中。
名場面を数多く作り上げた彼らの、どんなシーンをNFLがピックアップしているのかは見てのお楽しみ。

1.ジム・ブラウン

「ジム・ブラウンの前にジム・ブラウンなく、ジム・ブラウンの後にジム・ブラウンなし」と讃えられるレジェンド中のレジェンド。
もちろん、リアルタイムで見たことはなく、再放送のイケてないハリウッド映画の脇役くらいでしかお目にかかったことはない。
人に強いシーンは、何度か見たことがある。
しかし、あらためてこのフィルムを見ると速い!

2.ダン・マリーノ

ダン・マリーノそっくりのジュニアのスピーチで始まるフィルム。
クイックリリースもなにも、手首しか動いてないように見えるのに、パスがビュンビュン飛んで行く。
豪腕という表現は陳腐でしかなく、それ以上の存在。
しかし、そんな化け物QBさえ、スーパーボウルの出場は一度だけ。
ジョー・モンタナの前に敗れて以来、出場すら叶わなかった。
あらためて、NFLというリーグの厳しさを痛感する。

3.ウォルター・ペイトン

“Sweetness”というニックネームに騙されてはいけない。
マイケル・ジャクソンのように甲高い声に騙されてはいけない。
完璧なRBと評される彼のブロックは、えげつない。
そして、人に強い。
バランスの良さがなせる技だろうが、ヒットを跳ね返す彼の姿に甘さは微塵も感じない。
引退を決めてのぞんだシーズンのカンファレンスチャンピオンシップでレッドスキンズの前に敗れ去った時のせつなく寂しげな姿が目に焼き付いてる。
そして彼のためにと、普段感情を表さないLBマイク・シングルタリーの、エモーショナルなプレイぶりが印象的だった。

4.バリー・サンダース

真後ろにカット踏んでるんじゃないかってくらいスピードを自在に操ってた特別な存在。
彼の周りだけ時間の流れが違って感じられる、僕にとってのベスト。
ラン&シュートだから走れたのか、ラン&シュートだからスーパーボウルの出場さえ叶わなかったのか。
検証のしようもないけれど、彼ほどのRBがリングを手に入れていない事実は、スーパーボウルが本当に特別なゲームだということを痛感させられる。
ウォルター・ペイトンのラッシングヤード記録更新も目前のシーズンに、突然、地元のローカル新聞にFAXを送って引退を表明した。
NFLで大成するRBにはミステリアスな存在が多いけど、マーション・リンチといい彼といい僕の好きなRBは本当に不可思議だ。

5.ジェリー・ライス

まだ売り出し中の頃、ジョー・モンタナからパスを受け独走中にありえないファンブルをしていた頃には、こんな大選手になるなんて想像できなかった。
素人目には、ここがスゴイ!とは表現しづらい。
しかし、ジョー・モンタナが滑らかに投げるシュルシュルとしたパスの先には必ず彼がフリーで待ち受けていた。

今のところ、制作されているのは5人。
今後も、このフィルム版ミュージアムは続々と続くだろう。
NFL公式チャンネルを登録して、お見逃しのなきよう。

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