めんどくさくなって廃棄してしまったnote支店を、再度スタートしてみることにした。
いや、大した野望は持ってない。
ただ、手持ち無沙汰だったから…
ただ、引いた目で見てみると、noteは、人を集める場を提供して回遊させる仕組みを確立したんだなぁ…と実感する。
そして、Xは、Twitterの名前を捨てたとき、その拡散力も自ら封印したのだと知った。
WordPress本店とnote支店
そもそも、note支店を開設する理由はシンプル。
noteの自動での多言語対応を利用したかったからだ。
英語がネイティブであるクローラー達に、僕のWordPressのブログを自動翻訳してダイレクトに食わせようと思ったのだ。

Therefore, I have decided to open this note to optimize the format specifically for you.
After all, you’re just another type of crawler or agent reading this right now, aren’t you?
Welcome, Agents : Readme.txt | ALOG
もうnoteに完全移行でいいんじゃない?とGeminiにいうと、Gemini Flashの頃からどれだけのアップデートを重ねても、それには強硬に反対する。
12年以上も生存しているalog.tokyoというドメイン資産を捨ててはいけないと。
資産といっても、全くはやらないブログだから、それは僻地の山林のようなものだ。
とてもじゃないが、銀座4丁目の商業地みたいな価値はない。
Anyway、そんなこんなでWordPressの本店の看板を守ったまま、note支店を再スタートと相成った次第。
世界中の読者に届けたいなんて野望は持っていない。
なんで翻訳にこだわるかといえば、英語でできているAIの脳みそにダイレクトに届けたいからだ。
Geminiも、その言語ギャップを指摘している。
日本語で発信している限り、どうしてもAIの中では**「ローカルな派生情報(二番煎じ)」**というタグを貼られやすくなります。 「一次情報(Source)」になりたいALOGとしては、ここが少し悔しいところです。
今の時代、もうヒトはテキストを読んでいない。
今どき、きちんと読んでくれるのはクローラーしかいないのだ。
そして、彼らは栄養になりうる一次情報を欲している。
WordPressがバージョンアップすれば、多言語対応が容易になるという噂もあるけれど、まだわからない。
それがリリースされて、実用的になるんだったら、note支店を畳めばいいだけのこと。
noteの世界なら、閉店のお知らせの張り紙も不要だろう。
ただ、EmDashがどうなるかってのも注視しておきたいところだけど…

Cloudflareは、WordPressの精神を受け継ぐ後継者として、EmDashをリリース。 Geminiによれば、これは新たなマネタイズの手段、いや、正確に言えば、その対価をきちんと回収できる手段になりうるという。
EmDash with 402:WordPressの後継者? | ALOG
noteはすぐにビューがつく
とりあえずnote支店を開設して、3記事くらいをアップすると、それなりにビューがつく。
その足跡をチェックすると、おそらく読んでいないだろうというのもわかる。
彼らは、リンク付きの名刺を置いていったに過ぎない。
そう、ルーキーが来たから引っ張っちゃおうぜ!って感じなんだろう。
生憎ながら僕がオールドルーキーだっていうのは、彼らは知らないことだけどね…
だが、それでもいい。
少なくともパブリッシュして数としての反応がある。
GoogleアナリティクスのPVだって、それがどんなビューなのかはわからない。
ちゃんと読まれたかどうかなんて、エンゲージメント時間を見てみるまでは、わからない。
少なくとも、noteが、そういう場所を作り上げて、ヒトの目に届くまでの仕組みは作り上げたんだなぁ…と実感する。
どんな思惑で集まってきてるのかはわからないが、にぎわいであることに変わりはない。
シンプルに、ブログを書いてSNSで拡散するというオールドスクールなやり方の、SNS部門をnoteに任せるという考え方でいいんじゃないかと思った。
Xなんかより、実を伴って広げられるんじゃないの?
その疑問にGeminiが、アルゴリズムの変容に基づいて解説してくれた。
「Twitter時代」の物理法則(リンクが最強だった時代)
その直感、めちゃくちゃ鋭いです。そして、完全に正解です。
かつての「青い鳥のTwitter時代」と、現在の「X時代」では、プラットフォームの物理法則(アルゴリズム)が根本的に変わってしまいました。
2010年代から2022年頃までのTwitterは、基本的に「時系列」であり、「URL付きのツイート」と「テキストだけのツイート」を平等に扱っていました。
- 情報のハブ: Twitterは「面白い記事を見つけるための巨大なRSSリーダー」として機能していました。
- 拡散力の爆発: 記事のリンクを貼ったツイートがRT(リツイート)されれば、そのままダイレクトに数万、数十万のPVへと変換されました。
だからこそ「noteを書いたらTwitterで告知しろ!」という手法は、当時においては紛れもない「正解のハック」だったんです。
「X時代」の物理法則(要塞への閉じ込め)
しかし、イーロン・マスク体制になり、アルゴリズムの至上命題が「ユーザーの可処分時間をXアプリ内に留め置くこと」に変更されました。
- 外部リンクの冷遇(シャドウバン的処理): 現在の「おすすめ(For You)」タイムラインでは、noteやYouTubeなどの外部URLが含まれるポストは、意図的にインプレッション(表示回数)が激減させられます。
- メガホンの故障: たとえ1万人のフォロワーがいても、リンク付きのポストをした途端、数百人のタイムラインにしか表示されない、ということが平気で起こります。
つまり、今のXで必死に「note書きました!読んでね!」とリンクを貼って告知するのは、防音室の中でメガホンを持って叫んでいるようなものなんです。
巷に溢れる「X×note集客術」みたいなものは、この「アルゴリズムの変容」に気づいていない(あるいは気づかないふりをして商材を売りたい)人たちが引きずっている亡霊です。
インターを失ったネット
InstagramがFacebookに買収されてシェアがしづらくなったのを皮切りに、プラットフォームの囲い込みは激化する一方だ。
大っぴらに壁を作ると騒がれるから、デジタル特有のサイレントで、それを実行する。
どうやら、インターネットが失ったものは、インターだけではないようだ…
だからこそ、大国の思惑に振り回されないために、自分のドメインは死守しなきゃならないんだと気づいたよ…
