未だかつて誰も正確に解説することができないTumblr。
Tumblr自身でさえ、その解説を諦めていた時期もあった。
しかしなんと、Tumblrが入門ガイドを公開し始めた。
そのガイドはこれまでと違って、とっても具体的だ。
ほとんどはリブログブログ
リブログブログこそがTumblrと言っても差し支えないだろう。
僕が愛用しているのもこのスタイルだし、僕がフォローしているアカウントの皆様におかれましても、ほとんどがリブログブログだ。
自分でシュートを決めるぜ!と息巻く、いわゆるフツーのブログと違って、みんなで良いパスを出し合ってるセカイと言えば伝わるだろうか。
上記のTumblrの説明には、ひとつだけ間違っているところがある。
これらのブログには特定のテーマなんてない。
そんなテーマを決めて長く生き残っているブログは存在しない。
自分に刺さるものを直感でリブログするうちに、特定の傾向が見受けられるだけのこと。
それはテーマというより、匂いと表現するべきものだろう。
その匂いは、タグという形で可視化されている。
まずはリブログ
自分のココロに刺さるものがあったら、まずはリブログ。
そして、そのアカウントのダッシュボードを覗いてみるといい。
大抵、そのアカウントは、他にもあなたの気に入るコンテンツを抱えているはずだ。
OK!フォローしよう!
そして、あなたがリブログしたものをさらにリブログしてくれたアカウントも覗いてみよう。
同じ匂いがするもの同士、そのアカウントもあなたの気に入るコンテンツをきっと抱え込んでいるはずだ。
さらに入門ガイドを読みたい方は、日本語スタッフによるブログをご覧あれ。
そこにはヒントという名で具体的なガイドが掲載されている。
This is インターネット
ウブだったインターネットが世の中に浸透し始めると、裏表に二極化したネット社会なんてものをこしらえてしまった。
しかし、Tumblrには率直なインターネットのカルチャーが未だ現存している。
WordPressのAutomatticが買収してくれたおかげで、Automatticのマット・マレンウェッグCEOが、Tumblrの本当の価値を理解してくれているおかげで、ネット社会になんて飲み込まれずに健全に生き永らえている。
さらにカルチャーは保全されたまま、改善やアップデートは事細かに施されている。
今回の具体的な入門ガイドのリリースも、そうしたものの一環なのだろう。
インターネットにソーシャルを持ち込んでお疲れのあなた、是非お試しあれ!
Webby賞のベストコミュニティ部門で11回受賞Tumblrは、純粋なインターネット・カルチャーの活気が詰まった場所です。