独白
田無神社 白龍の水

神様でにぎわう「田無神社」にお参りに

初めて田無駅に下車することになったのは、混ざりもの一切なしの純正の野暮用があったからだ。
どうせならぶらついてみようと思った僕にGoogleマップが示してくれたのは、見知らぬ神社。
ひっそりとこじんまりと佇む神社を予想した僕を待っていたのは、大勢の神様のにぎわいだった。

神様だらけ

情報源: 境内のご案内 | 田無神社 公式ページ(東京都 西東京市)

上記のリンクで確認してもらえばわかるように、境内は神様で大にぎわい。
案内図のアイコン全てに神様がいらっしゃる。
五龍神だけでもすごいのに。

田無神社には五行思想に基づいて五龍神がお祀りされています。中心の本殿に金龍神、東方を青龍神、南方を赤龍神、西方を白龍神、北方を黒龍神が御守護されています。また、境内にある大きな銀杏の木は、それぞれの龍神様の御神木として多くの人々に親しまれています。

情報源: 田無神社 | 五龍神方位除け

心地よい場所

いわゆるパワースポット的なアレは、全くわからないので、そういった解説はできないけれど、なんというか心地よい場所だった。

程よく吹きつづける風が、御神木同士の葉をざわざわと揺らしていた。
僕が結構な時間、ぼんやりし続けている間も、それは止むことはなかった。

田無神社 御神木

長居できた理由には、施設的なものもある。
まあまあ広い境内に、しっかりと座れるベンチが複数用意されていて、カフェの屋台の姿まであった。
有名人のサインもたくさん陳列されており、バリエーション豊富な授与品のスペースがしっかりと確保されている。
いや、これは皮肉ではなく、良いことだと思う。
神社が、きちんと潤って長く存続しなければ、お参りできるところがなくなっちゃうもんね。

田無神社 少彦名神

一楽萬開

一楽萬開札を受ける事により、龍神様より最初の楽をいただけるといわれています。この最初の楽を一楽と言い、一つの楽が次の楽を呼び次々に楽が集まり、「萬の道」すなわち人生が開かれることを一楽萬開と言います。楽とは身や心が楽しくなることであり、すなわち生活や心身が豊かに健やかになることでもあります。
11月23日(新嘗祭)から2月3日(節分祭)の期間に社務所にて授与しています。家の玄関もしくは、年の吉方にお祀り下さい

情報源: 田無神社 | 五龍神方位除け

一楽萬開なんて、これまで耳にしたことがなったけれど、なんだかとっても良い響き。
新嘗祭の頃には、また行こう。
何もない平日でもポツポツお客さんが来ているのならば、しかるべき休日には、すごく混むのかなぁ…田無神社 一楽萬開

帰り際に降り出した雨は、どんどん強くなり、次の日までしっかりと降り続けた。
ひさしぶりの強い雨は、龍神様からのリアクションだったと思い込むことにしよう。

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